家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
保険はどうする?
保証と保険
「保障」は生命保険で使われ、
対して損害補償とか災害補償とか、
「補償」は
損害保険で使われます。
ということでしたね。
では「保証」はといいますと、
間違いなく実行しますと請け合うことで、
品質保証とか性能保証などで使われています。
保険会社が引き受ける保険は
あくまでも保障か補償であり、
保証は建設企業が引き受けているものです。
「保証しますよ」と「保険があります」とでは、
後者は責任逃れをしているように感じますが、
2つの間には大きな概念の違いがあります。
保険は公共性があり
契約者の保護と安定を目的として、
数学的な理論に基づいたものです。
そのためには絶対的に
多数の契約がベースであり、
事故率と保険料で計算されています。
最終的には契約者同士が互いに負担しあって、
保障や補償をしてゆくものです。
そして保険は、
建設会社が大手であっても、
変わるものではありません。
一方保証は、
基本的には工事した企業が
責任を取るものです。
大手企業の方が有利に感じますが、
多数であれば安定するものでもありません。
たとえば自動車でよく聞かれる
リコールのように
設計製造段階での不具合が見つかった場合、
大量に出荷した大企業ほど
改修に大きな負担が強いられます。
でも、この保証も確実に履行するために、
背景には保険が絡んでいることもあります。
さまざまな住まいの保険
住まいに関する保険や保証には、
さまざまものがあります。
直接加入する目に見える保険もあれば、
消費者が知らない間に
活用されている保険もあります。
また、住宅ローンを利用するために
必要となる保険があります。
いずれにしても、
すべての費用は最終的には
施主が負担をして
成り立っているものです。
住まいの保険
①住宅そのものに関する保険
②住宅の工事や保証に関する保険
③住宅ローンに関する保険
住宅そのものに関する保険で、
代表的なものは火災保険や地震保険です。
火災や地震被害に対して保障される、
損害保険の一種です。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。