家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
保険はどうする?
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」で、
構造体力上主要な部分及び雨水の侵入に関しては
10年間の瑕疵担保責任が定められました。
ということでしたね。
団体信用生命保険
火災保険が住宅ローンに
セットされてるように、
通常、生命保険もセットされています。
それを団体生命保険といい、
多くがローン返済金の中に組み込まれています。
その保険料は、
たとえば住宅金融支援機構のフラット35では、
借入金利+0.2%程度の額が保険料になります。
返済によってローン残高が少なくなると
保険料が安くなる
逓減定期の掛け捨て型の生命保険であり、
ローン期間が定められ、
年齢や性別、職種などによる
保険料の違いはありません。
0.2%程度の金利負担を計算すると、
次のような試算になります。
団信有無の返済差額(借入額 1000万円 35年返済)
(団信無)1.3% 月々29,648円 返済総額12,045,581円
(団信有)1.5% 月々30,618円 返済総額12,386,531円
差額月々970円 返済総額341,050円
借入額1000万円当たりで、
月額の返済額が1千万円弱、
返済総額にして
3%強の保険料ということになります。
この団体信用生命保険の受取人は、
住宅ローンを融資している金融機関であり、
万一、死亡や身体障害などがあった場合は、
残された家族にローン返済はなくなります。
さらに、
共働き夫婦で住宅ローンを
連帯債務することも多くなっていて、
夫婦連生団信もあります。
お2人のうちどちらかに
万一のことがあった場合、
住宅の持ち分や返済割合にかかわらず、
以後の返済がなくなります。
(フラット35:デュエット追加金利0.18%)
人生の中でいつ事故が起きるかは、
全く分かりません。
住宅ローンの生命保険に入っていれば、
万一の時には、住居費の負担はなくなります。
一方、貸家に住みながら、
2000万円程の生命保険をかけていても、
すぐに家賃負担と生活費の両方の
心配をしなければなりません。
さらにローン返済後の将来のことになると、
なおさら不安です。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です