家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
家は第2の森
:地球環境に貢献する木造住宅
毎日のニュースの中で、
観測史上初という言葉をよく聞くようになりました。
気温30℃が涼しく感じるほど最高気温は塗りかえられ、
ひと月分の雨が一日で降り、大型で暴風の台風が襲ってきます。
こうした異常気象を起こすといわれる
地球温暖化を防ぐためには、
脱炭素を進めなければなりません。
私たちの生活である住宅も、
さまざまな観点から地球環境に
貢献してゆかなければならない時代になりました。
異常な気象
2021年8月14日に、
日本から遠いグリーンランドで雨が降りました。
はるか遠い国の小さな出来事ですが、
それは地球環境に関する大きなニュースとして
流れることになります。
デンマーク領グリーンランドは、
日本の国土の6倍もあります。
そのほとんどの土地が北極圏内にあり、
夏には地平線に太陽が沈まない
白夜になるほどです。
そんな最果ての北の大地の中でも、
さらに標高が3,216mにある観測所で、
3日間にわたり雨が観測されたというのです。
この高度は富士山でも
8合目より上に相当するほどの高度です。
北極圏のグリーンランドの高所で降雨が観測されたのは、
1989年の観測所開設以来初めてのことといいます。
日本に住んでいる私たちでも、
日照りよりも雨の方が
雪や氷を解かす速度が速いことを知っています。
いよいよ地球温暖化は加速されつつあります。
CO₂排出量
こうした異常気象に引き起こす
地球温暖化の主な原因は、
人間の活動に伴い排出されている
CO₂といわれています。
このCO₂の排出を削減するためには、
何よりも消費するエネルギー量を削減することです。
日本は総排出量で世界第5位、
国民一人当たりの量では
第4位のCO₂排出国となっています。
総排出量では、
10倍の人口を抱える中国・インドが多いのは当然であり、
同じくらいの人口でも、
北極圏に近いロシアの一人当たりの排出量が
多いのもよくわかる気がします。
温暖な地にありながら大きな排出量を抱える日本が、
大きな責任を負っていることには変わりありません。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。