家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

「家をつくる」ということ

 

マドリが聴診器

 

この「家族療法」のカウンセリングのひとつに、

今、住んでいる家の間取りを簡単に描き、

日常的な生活のシーンを家族で語り合います。

 

 

間取り図の中で、自分と家族の良くいる場所を

それぞれがマークするのです。

 

 

その居場所に加えて、

家族がそれぞれの顔がどちらの方向を向いているか

ということもわかるようにします。

 

 

たとえば、

子供が父親から目を向けられていないと

感じているというようなことが、

この絵の中でわかるのです。

 

 

自分は普通に平等に付き合っていると思っていても、

マークされてみると自分の中の微妙な気持ちを

知らされることもあります。

 

 

家族の関係は、

気づかないうちに常に子どもたちの心に影響を及ぼしています。

 

 

また、子どもと両親との直接的な関係よりも

大人同士の関係が、子どもに大きな影響を

及ぼすこともあります。

 

 

普通に暮らしていれば、間取り図など縁がないものですが

使い方ひとつで、家族の関係を診断し

改善するためのツールになるのです。

 

 

実際にカウンセリングに当たる医師には、

間取り図はまるで聴診器のようなものとなります。

 

 

家族のやりたいこと

 

もうひとつ、

「家族療法」のカウンセリングでは、

家族はみんな協力しながら理想の「おうち」を

粘土細工でつくり上げます。

 

 

粘土ですから増築も自由で、

ワイワイガヤガヤと進めてゆきます。

 

 

この粘土細工で、

家族それぞれのやりたい夢が自然と語られ、

家族に共有されるきっかけになります。

 

 

「家のかたち」を話し合うことは、

家族間の気持ちを確認することに等しいのです。

 

 

こうして不登校の子どものカウンセリングとなります。

 

 

もちろん、

実際に新しい家を計画するときは、

主体となる夫婦で話し合うと思いますが、

 

 

子どもを含めた家族で「おうちのはなし」をすることは、

子育ての大事な瞬間にもなるはずです。

 

 

本日はこれまでです

おうちのはなしからでした。

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

    ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。