家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
家を買うって!
事例:3 続きです
住んでからの光熱費に注目!
収入合算で高性能住宅を手に入れる
まずしっかりとした資金計画を
立てることが重要
夫と母の収入合算で予算をアップ!
Cさん夫婦の言う
3000万円という予算は、
年収から計算した
なんとなく決めたものだということ、
また同居予定の両親は
2人とも仕事をしていることなどを聞き、
希望するエリア・広さなどから
収入合算で住宅ローンを
組むことを提案します。
2つの世帯は手持ち資金は
ほとんどないものの、
夫と父は仕事をしていて、
母にもパート収入があります。
また、同居をすれば
親世帯は家賃が浮くため、
その分を家に入れるつもりでした。
親世帯の家賃分を考えれば
返済可能額は大きく上がります。
その金額を金融機関から借り入れるために、
収入合算をすれば予算は
4000万円になると提案したのです。
しかし、ここでもうひとつ
問題が発生しました。
夫と父の収入合算で
審査を申請したのですが、
実はCさんの父には
過去の借り入れでは
返済事故の履歴があり、
個人信用情報の審査で
引っかかってしまったのです。
そこで、Cさんとパートで働く
Cさんの母の収入を合算して
再度試してみると、
無事事前承認を得ることができました。
ローン返済もランニングコストのひとつ
光熱費と合わせて考えれば、
答えは高性能住宅に
しかし、予算が1000万円を
超えたということは、
返済額も増えたということ。
Cさん夫婦に不安はなかったのでしょうか。
じつは返済額が増えることへの不安も
斎藤さんからのもうひとつの提案で、
すでに解消されていました。
斎藤さんの勤める会社は、
高断熱の家をつくる会社。
そこで、家を建てた後の
光熱費に注目し、
まったく同じ間取りだった場合で、
高性能住宅と耐熱基準の低い昔の建物との
光熱費の差をシュミレーションしてみました。
すると、耐熱性能が上がるだけで
光熱費に年間20万円、月1万6500円もの
差が出ることが分かったのです。
1年で20万円なので、
35年で700万円近くも
高性能住宅のほうが光熱費を抑えられます。
本日はこれまでです
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。
みなさん良いお年をお迎えくださいませ