家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
家を買うって!
事例:7 続きです
キャッシュVS住宅ローン!?
現金がある人のマイホーム購入戦略とは?
農地転用した新たな土地に
家族の希望を詰め込んだ新しい家を建築
11年目からは金利が2.1%へと上昇するうえ、
住宅ローン控除がなくなるので、
そのタイミングで一括返済をすればいい、
と松本さんはアドバイスしました。
これにはGさん夫婦もびっくり。
手持ち資金をうまく活用しながら
あえて住宅ローンを組むことで、
得をするなんて
思いもよらないことだったのです。
お金を借りることで
かえって手元にお金が残る、
戦略的な運用プランでした。
住宅ローンを借りることで
総予算が膨らんだGさん夫婦。
リフォームではなく
建て替えをすることを決意します。
両親にも相談したところ、
それなら別の土地に新築してはどうか、
と言われました。
現在住んでいる家は
愛着がありますが、
車の出入りが
少し不便な場所でもありました。
父は周辺に農地を所有していて、
その一部を農地転用してそこに
新しい家を建てればいいと提案されたのです。
それを聞き、
近くに賃貸住まいをしていたGさんの妹も
「一緒に住みたい」
といってきました。
妹の預金1000万円も入れるとのことです。
さらに予算が膨らみ、
みんなの願いをふんだんに取り入れた
家づくりが始まりました。
「もともとお世話になっていた
工務店もあったけれど、
こんなに詳しく
お金の話をしてくれたことはなかった」
と話すGさん。
親身になって相談にのったり、
金融機関にあたったりしてくれた松本さんを
心から信頼し、
Gさんは新築住宅の建築を
迷いなく松本さんの会社に
お願いすることにしました。
子育てを終えたGさん夫婦は、
第二の人生を楽しむため
個々がそれぞれの生活スペースで
暮らせる家を希望。
3世帯が集まるため、
両親と子どもと緩やかにつながる
工夫も必要でした。
農家を営む両親には、
作業着のまま出入りできるサブ玄関を。
全員が集うキッチンは
予算を大幅にアップして
妻のこだわりのアイランド型に。
庭好きの夫は浴槽につかりながら
坪庭の景色を楽しみます。
県外に暮らす長男長女が
帰省してきたときのための
部屋も用意しました。
畑の庭を望む広いウッドデッキは、
家族にとってのもうひとつのリビング。
近所の人を招き、
畑で採れた野菜で
にぎやかにバーベキューをすることも
多いそうです。
高性能住宅のため
光熱費も浮いているというGさん夫婦。
手持ち資金をうまく活用したことで、
希望以上の家を建てることができ、
生活にもさらなる余裕が生まれました。
本日はこれまでです
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。