家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

感じることは絶対的

 

ホルムアルデヒドを含むVOCなどの

アレルギー問題に個人の差があるとしても、

それは全く本人の問題ではありません。

 

 

しかし放っておくこともできません。

むしろ家をつくる側の立場としても、

全力で対処しなければならないことです。

 

 

家相のように、

信じていることを変えるのが難しいように、

感じてしまうことを変えることはもっと難しいことです。

 

 

スギ花粉のアレルギーが増えてきたように、

ホルムアルデヒドに対する

アレルギー反応も増えて問題視されています。

 

 

そのため今では、

低ホルムアルデヒドの、

F☆☆☆☆(エフ フォースター)

の材料が多くなりました。

 

 

しかし使っている材料に

F☆☆☆☆を使っていると

どんなに説明しても、

感じてしまえばなす術はありません。

 

 

じつは、F☆☆☆☆でも、

ホルムアルデヒドが

ゼロになっているわけではありません。

 

 

とにかく、

「これで安心して暮らせますよ」

という安心の確認が必要です。

 

 

そこで、リフォームや新築住宅で、

どうしてもアレルギーが心配な人には、

サンプルの建材を取り寄せて、

何日か添い寝をしていただくことを

おすすめしています。

 

 

多くの言葉よりも、

感じることが一番です。

 

 

薬学の世界では、

新薬の開発にあたって

プラセボ効果という検証項目があります。

 

 

たとえ動物実験で効果が確認できても、

人間の薬となると簡単にはいきません。

 

 

人間は感情の生き物ですから、

情報を得て考えることで

身体に影響が出てしまうものです。

 

 

そこで、本当の薬効を検証するためには、

プラセボという

偽薬を処方したグループをつくり、

 

 

心理的な効果の度合いを

検証しておく必要があります。

 

 

もちろん、COVID-19のワクチンでも、

当然このプラセボ効果の検証が

副反応の検証と同時に行われてきました。

 

 

病は気からといいますが、

その通りで、

何の薬効のないものを飲んでも、

効くと思うだけで

人間には効くことがあります。

 

 

こうした心理効果を引いたうえでの

本当の薬効を確認しなければ、

人の薬にはならないのです。

 

 

このプレセボ効果を逆に考えれば、

これから長く付き合う建材と

添い寝をしておくことは

とても大事なことです。

 

 

自分の身と感覚で確認することは、

心理的な安心感をつくることに役立ちます。

 

 

そして「これで安心して暮らせる」という確信を、

自分自身の頭にすり込むことにもなります。

 

 

ましてやアレルギーは、

既存の物質だけではなく、

未知の物質に反応している場合もありえます。

 

 

そうなれば間違いなく、

医師でも的確な判断には困ることでしょう。

 

 

自分の身体で感じていることに勝る

プロフェッショナルはいないのです。

 

 

せっかく新しい環境を求めて、

新築やリフォームをするなら

添い寝のサンプルを、

しっかり手配をしてくれるような

丁寧な建設会社に頼むのが良いでしょう。

 

 

本日はこれまでです

おうちのはなしからでした。

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

            ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。