建てるのは誰? 実際の打ち合わせ!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
評判ばかりは、
施工業者本人に質問しても
本音が分かりません。
なので、
実際にその施工業者で家を建てた人に
話を聞いてみましょう。
ということでしたね.
ある程度施工業者の候補が挙がったら、
その中から相性がよさそうなところを
3社程度選んで、
実際の打ち合わせをし、
見積もりを出してもらいましょう。
「せっかくだからたくさんの
見積もりを比較してみたいわ」
という人もいますが、
見積もりを出してもらうためには、
1社ごとに密に
打ち合わせをしなければなりません。
1時間2時間で
終わるものであれば、
何社でも試してみる価値は
あるかもしれませんが、
家丸ごと1軒の設計図をつくりながら
打ち合わせをしていくわけですから、
1社で1ヵ月はみてください。
3社であれば3ヵ月です。
数社とも同じ濃さの内容で
打ち合わせとなると、
時間がいくらあっても足りません。
かといって
1社1社の打ち合わせが
粗雑になるのであれば、
何の意味もありません。
多くても3社になるまでしぼってください。
それでは、
打ち合わせは
どういったことを話していくのか、
具体的に確認していきましょう。
まずは、
家族会議でとことん話し合った内容を、
施工業者(担当者)になるべく
具体的に伝えます。
例えば、
「和室はおばあちゃんの部屋になるので1階に」
「押入は2間分で天袋をつけて」
「生け花をやっているから、
花を飾れる飾り棚がほしいわ」
「生け花を教えたりもするから
四人くらいが一緒にお花を生けられるよう、
8畳あった方がいいわ」
「直接庭に出られる縁側がほしい」
このように
実際の部屋の希望だけでなく、
家族の生活形態も交えて
できるだけ詳細に話しましょう。
「うちの予算だとこんなの無理かな……」
などと勝手な判断はやめて、
まずは要望をすべて話しましょう。
そして、
要望のうち絶対譲れないものを
3つ挙げてください。
ひととおりすべての要望を伝えたところで、
施工業者にまずは最初のプランを
提示させてください。
3社とも予算を超えた
概算見積もりとプランを
提示してくるはずです。
そのプランを参考に、
どこの会社が自分たちの要望を
ちゃんと聞いてくれるかを判断しましょう。
要望がまったく無視されていないか、
それともできるだけ
叶えようとしてくれたものかが
わかるはずです。
今日はここまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。