建てるのは誰? あい見積もりは必要か!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
3社とも設計図と見積もりができてきました。
ふたを開けてびっくり!
でしたかね。
ここまでみてきていかがですか?
あい見積もりって
意外と大変ですよね。
そもそも、
みなさんなぜ
あい見積もりをしたがるのでしょう?
よく聞かれる意見をまとめてみました。
①施工業者を試す最終手段
②あい見積もりで一番安かった施工業者に頼みたい
③見積もりだけでも出させてくれと言われたから
主にこういった理由から
あい見積もりをする人が多いようです。
では、①が目的の場合、
打ち合わせまでは対応もよく
低価格の見積もりを出してきたとしても、
実際の施工が
粗雑である可能性だってあります。
②の場合、
価格の比較が
本来の正しいあい見積もりではありますが、
以前に話したように
各社それぞれ基準も設計も違うため、
本当に安いのがどこかというのは、
割り出すことはできません。
しかも、
高い価格を出してきた施工業者に
「ほかに頼んだところはもっと安かったよ」
と言うと、
途端に値引きをしはじめた
なんていうこともよくあります。
本当に正直な価格で
出しているのであれば、
ほかが安いからといって
値引きしてくるのは
おかしいとは思いませんか?
その分どこかで
手抜きをされるのかも・・・
などと勘ぐってしまいます。
③の場合、
そこまで言って
営業しなければいけない理由が
あるのだろうか?
から考えましょう。
その会社の業績があぶないのかもしれません。
それならばかえって、
無料で見積もりなんて
と言っている場合じゃないですよね。
なんかあやしいですよね。
つまり、
あい見積もりをしてもしなくても、
結局、自分が一番信頼できると思う会社と
契約を交わすのが
一番いいのではないでしょうか。
信頼の度合いを
どこではかるのかといえば
打ち合わせで
何度も顔を合わせているのですから、
その段階でも見極めはできます。
お薦めするのはやはり、
打ち合わせに入る前の段階で、
業者の主催している
構造見学会・完成見学会
などに積極的に参加すること
実際につくっている棟梁などと
じかに言葉を交わすことです。
机を前に固い雰囲気の打ち合わせより、
実際の家の前で
かわす会話のほうがはずみますし、
相手の人柄も伝わってきます。
建築に関してはいくら素人でも、
何度も見学会に参加していれば
自然と知識も身につき、
目も肥えていくものです。
自分の信頼できる施工業者を最初に決め、
打ち合わせを進めていくことができたら、
無駄な時間も費やさずに済みますし、
それが最良の方法ではないでしょうか。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。