建てるのは誰? 契約は内容を理解する!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

契約とは、

 

 

簡単に言えば契約書という

書面の読み合わせを行い、

それについて確認していき、

納得したところで、

署名・捺印をすることです。

 

 

ということでしたね。

 

 

では、具体的に実際に用意される書類と

内容の確認をしていきましょう。

 

 

★工事請負契約書★

 

発注者・請負者の氏名、

工事内容、請負代金、支払い方法などが

書かれていますので一つひとつ確認します。

 

 

なかでも大切なのは、

 

 

支払い方法です。

 

 

通常は「契約金」「中間金」「完工金」など、

施工業者により違いますが、

 

 

だいたい3~5回に分けられています。

 

 

支払期日と金額については

施工業者によりそれぞれ違いますので、

 

 

資金が調達できる

スケジュールとずれないよう、

よく話し合い、

必ず確認してから記入してください。

 

 

なお、契約の段階では工事は

まだ未着工ですので、

 

 

実際にお金を払うに値することは

発生していません。

 

 

契約金はできるだけ少ない金額に

とどめられるよう話を進めてください。

 

 

良心的な業者であれば、

10~50万円くらいで

了承を得られるはずです。

 

 

★工事請負契約書約款★

 

 

工事についての約束事を期したものです。

 

 

契約の不履行、不適合、

遅延、解約

 

 

などについて書かれています。

 

 

一つひとつ時間をかけて

施工業者と読み合せ、

理解しましょう。

 

 

★実施設計図・仕様書★

 

 

最終の設計図です。

見積書と違っている箇所がないか

確認しましょう。

 

 

★見積書(工事内訳明細書)★

 

 

工事項目ごとの金額書きされています。

一つひとつ確認してください。

 

 

契約書といえばなぜか、

わかりづらい文章ばかりで、

眺めるだけでも頭が痛いものです。

 

 

難しい語句・用語に混乱してしまいますが、

わからないことは恥ずかしがらずに

説明をしてもらいましょう。

 

 

可能であれば、

契約日前に書類のコピーをもらい

あらかじめ目を通し、

不明な語句などはチエックしておきましょう。

 

 

このひと手間をかけるか、かけないかで、

当日の心の重荷は

だいぶ軽減されるはずです。

 

 

難しい言葉と堅苦しい雰囲気に押されても、

契約の中に何が含まれていて

何が含まれていないかだけは、

きちんと理解して進めてください。

 

 

特に重要なのは、

 

 

契約の不履行と不適合です。

 

 

以前は「瑕疵の担保」と記されていました。

 

 

入居後、万が一、

雨漏りなどの施工ミスが見つかった場合、

施工業者に補修請求を行うことができます。

 

 

次は、「解約」についての取り決めです。

 

 

着工日が来ても工事を始めない

予定より著しい遅れがみられる

 

 

などの契約違反が発生した場合は、

途中で契約を解除することがあります。

 

 

契約解除についての記述が

契約書にあるか確認し、

記述がない場合は必ずおりこんでもらいましょう。

 

 

このように話し合いの中で

出てきた約束事などは、

その場で口約束にとどめず、

 

 

必ずその場で書面化しましょう。

 

 

ハンコをつくのは一番最後です。

 

 

帰り道で不安を感じたり

後悔することのないよう、

 

 

契約には前向きで

確たる気持ちでのぞんでください。

 

 

そして、充実した毎日を送りましょう!

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

    ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です