いざ!施工! 着工前の地鎮祭
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
詳細な打ち合わせがすべて終了し
ようやく工事用最終図面の完成です。
職人さんはこの図面で工事を進め、
現場監督は現場を管理します。
まさに、感無量といった心持になること
間違いありません。
晴れやかな気持ちで
着工を迎えられるよう、
すべてを万全にしておきましょう。
ということでしたね。
長い道のりを経て
いよいよ着工ですが、
本格的な着工の前に準備があります。
工事の無事を祈ると当時に、
この土地でつつがなく暮らせるよう、
土地を清め、氏神様へのごあいさつをする、
地鎮祭です。
地鎮祭は、一般的には、
地元の神社の神主さんにお願いしての
神道式で行われますが、
仏教式やキリスト教式などで
行う場合もあります。
地鎮祭を行う日取りは基本的には
大安がよいとされていますが、
ほかにも
可能とされている日がありますので、
早めに神社に連絡をして
日取りを決めておきましょう。
式自体の段取りは、
地鎮祭になれている
施工業者と神主さんにお任せしましょう。
お供物は基本は施主が用意します。
主にお新酒、米、塩、水、野菜や果物、魚などですが、
地域にもよりますので、
神主さんに相談してください。
そのほか、神社側で用意するもの、
施工業者で用意するものなどもあります。
ちなみに、
神社への依頼からすべて施工業者に
任せて行う場合もあります。
どこまで施主側で用意するのか、
事前に施工業者と打ち合わせを
済ませておきましょう。
近年では地鎮祭を行わないこともありますが、
日本人は古来、祭事を大切にしてきた民族です。
地鎮祭は
実際に住む自分たちのため
であることはもちろんですが、
工事関係者が事故などなく無事に
仕事ができるようにとの
祈りも込められています。
一生に一度の家づくりですから、
完成後に気持ちよく生活するためにも、
地鎮祭はなるべく行った方がよいでしょう。
地鎮祭はだいたい午前中に行われ
1時間以内で終わりますので、
午後は地縄張りの作業をすることが多いようです。
地縄張りとは、
敷地内に地縄を張り、
建物の位置確認をする作業です。
ここで初めて
隣のお宅との境界線や建物の間隔、
玄関から道路の位置などを
立体として把握できることになります。
上下水道のルートなども、
図面と見比べながらよく確かめておきましょう。
地縄張りの作業は
地鎮祭の前に行う場合もあります。
その場合も、
必ず施主自身の目で
位置確認を行いましょう。
本日はこれまで。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です