家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
家を買うって!
事例:4 続きです
家が欲しい妻と消極的な夫
夫婦の温度差を埋めて
マイホーム購入へ突き進む!
年金でローンを払うことへの不安……
妻と子どもの幸せのために
Dさんがマイホーム購入に
二の足を踏んでいたのにも
わけがありました。
会社から家賃補助が出ていることで、
月6万円の家賃が3万円になるのには
かなり助けられていました。
もしもマイホームを建てたら
家賃補助はなくなります。
住宅ローンを組むとなると
多くのランニングコストがかかるのは
目に見えていました。
土地を持っているわけでもないので、
土地プラス建物では
かなりの金額になるでしょうし、
自己資金が300万円ありましたが、
それを使ってしまって
いいのかどうかもわからず
不安に思っていました。
そのうえ、Dさんは40歳。
35年もの住宅ローンを組むことなると、
完済するするのは75歳となり、
年金をあてにしてその歳まで
住宅ローンを払い続けることができるのか、
心配でした。
妻がこれだけ望んでいるマイホーム、
子どものためにも持ち家がいいことは
理屈ではよくわかりますが
マイホーム購入に対して
Dさんは不安だらけの状態だったのです。
そんな時に転機が訪れました。
いつものように家にいたDさんの妻は、
手にしたフリーペーパーを見て、
地元で実績のある工務店に
ひとりで相談に行ってみることにしたのです。
データをもとに客観的にシミュレーション
夫の隠れた思いが浮き彫りに……
Dさんの妻を迎えたのは
地元の実績のある
工務店の支店長さんでした。
支店長は家づくりのプロであると同時に
住宅ローンアドバイザー、
住宅FPマイスター1級などの資格を持ち、
住宅関連のお金に対して知識がありました。
Dさんの話をよく聞き、
支店長はまず簡単に
いくつかのシミュレーションをしてみせ、
次回、特に不安の大きかった
夫のDさんと一緒に、
客観的に資金計算をしてみることを
提案します。
そんな提案を受けたことのなかった
Dさんの妻は、
次回Dさんと一緒にまた
支店長さんのもとを訪ねることにしました。
マイホームを購入したDさんご家族は
:家族構成
夫40歳、妻35歳、子ども2歳
:収入
世帯年収450万円
(夫は勤続10年、妻は専業主婦)
自己資金300万円
:それまでの住まい
賃貸アパート
(家賃6万円、家賃補助がおりて
3万円になる)
:ご家族が抱える課題
マイホームを建てたいけれど、
夫が本気になってくれない
:購入された住まい
新築一戸建て 住宅価格約2850万円
(36坪 4LDK 土地価格約1700万円)
本日はこれまでです
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。