家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
家を買うって!
事例:5
親子ローンを組んでいたらマイホームは無理!?
一発逆転で諦めていた夢が現実に!
夫が組んだ親子ローンで
マイホームを断念
Eさんの妻は小さいころから
心に決めていたことがありました。
それは「自分のマイホームを建てること」。
結婚をし、
家族をつくってマイホームを建てる。
庭付きの一戸建てで、
大きなキッチンに広々としたリビング……。
しかし、妻はそれをすっかり諦めていました。
なぜなら、
Eさんに住宅ローンの残債があったからです。
9年ほど前、
まだEさんが独身だったころに
両親が実家を購入。
借入金額や返済年数の関係から、
Eさんの父親とEさんの親子ローンで
住宅ローンを組みました。
親子ローンとは、
親と子の2人で返済する
住宅ローンです。
親と子で一緒に返済をしていく
ペアローンと、
親が一定の年齢になった後、
子がそのローンを引き継ぐ
リレーローンの2種類があります。
Eさんが借りていたのは
親子リレーローンでした。
リレーローンには、
申込者が高齢であっても
住宅ローンが組める、
借入期間や借入金額を増やすことができる、
などのメリットがある半面、
子が「融資対象となる住宅に同居している」
もしくは、「将来同居を予定している」ということが
条件となっています。
あくまでも「同居」を前提としている
住宅ローンであるため、
Eさんが「自分の家を持ちたい」と思っても、
親子リレーローン返済期間中に、
新しく住宅ローンを組むことが
基本的にはできないのです。
Eさんの妻が
「自分たちの家を建てる」
ことを諦めていた理由はここにありました。
5年前に結婚したEさん夫婦。
「家族だけの時間を持ちたい」と、
結婚を機にEさんは実家を出て、
職場に近い町でアパートでの
夫婦生活を始めました。
その後、子宝にも恵まれましたが、
1LDKのアパートでは
狭くなってきました。
本日はこれまでです
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。