家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

 

家を買うって!

 

事例:7 続きです

 

キャッシュVS住宅ローン!?

 

現金がある人のマイホーム購入戦略とは?

 

 

あえて住宅ローンを組む、という戦術

マイナス金利が発生するお得なプランとは?

 

家に対してどれくらいの金額を

どういうふうに使うのか?

 

 

それらすべてにGさん一家だけの

答えがあるはずです。

 

 

それを一緒に考えていこうと

松本さんは言います。

 

 

松本さんは、

まずGさん夫婦の考える予算について

話を聞きました。

 

 

Gさんの預金額は約3000万円。

それに両親からの援助を入れて、

約3800万円程度の予算を見込んでいました。

 

 

一見、何の問題もないようですが、

「返済額が多くなるのが嫌だから、

     住宅ローンを組まずに

    全部現金で払うつもりだ」

 

 

というGさんの言葉を聞いて、

松本さんは、「待った」をかけます。

 

 

たしかに、住宅ローンを組めば

借入金額よりも総返済額のほうが

多くなるのは常識です。

 

 

仮に3000万円を35年ローンで借りて、

金利が1.1%だとすると、

総返済額は約3600万円。

 

 

以下、金利が0.1%上がるごとに

総返済額は約50万円ずつ増えていきます。

 

 

そうはいっても、

一度に数千万円の現金を用意できる人は

少ないので、

皆仕方なく住宅ローンを組むわけですが、

 

 

その現金がある人にとっては

 

      「もったいない」

 

というのも分かる気がします。

 

 

しかし、松本さんは

「資産がある人ほど、

    住宅ローンを上手に活用できる」

    と言います。

 

 

それは「預金連動型住宅ローン」

を活用した方法です。

 

 

預金連動型住宅ローンとは、

住宅ローンを組む金融機関で

 

 

普通預金に預け入れしている預金残高と

同額の借り入れには金利がかからない、

という仕組みの住宅ローンです。

 

 

取り扱っている金融機関によって

少しずつ差はありますが、

 

 

具体的には、

例えば、預金が2000万円あり

借入金が3000万円だとすると、

 

 

借入金のうち預金と同額の

2000万円には金利がかからず、

 

 

残りの1000万円にだけ金利がかかるのです。

 

 

預金が多いほど優遇されるため、

資金に余裕のある人に向いています。

 

 

そして、

この住宅ローンの最大のメリットは

住宅ローン控除を

最大限に活用できることにありました。

 

 

本日はこれまでです

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

      ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。