家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

 

家を買うって!

 

事例:8 続きです

 

住宅ローンを完済するのが77歳でも大丈夫?

 

繰り上げ返済の計画をしっかり立てて、不安を解消

 

 

ライフイベントも考慮した綿密な計画

完璧な繰り上げ返済で、70歳完済を目指す!

 

2人にはまだ不安が残っていました。

住宅ローン返済に対する不安です。

 

 

Hさんの年齢は現在42歳です。

35年住宅ローンを組んだとすると、

完済するのは78歳になってしまいます。

 

 

70歳を過ぎ、

年金暮らしとなってからでも、

住宅ローンを返していけるのか?

 

 

Hさんには全くイメージがわきません。

 

 

そこで、米川さんは

繰り上げ返済で返済期間を

短くする方法を提案。

 

 

いくつかのパターンを

シミュレーションしてみることにしたのです。

 

 

Hさんの勤める会社は

定年が60歳ですが、

 

 

65歳まで定年を延長できる制度があり、

Hさんはそれを活用するつもりでした。

 

 

また、65歳で退職した後も

70歳までは最低限度のサラリーで

仕事を続けることができ、

 

 

それについても前向きに考えていました。

 

 

70歳までに完済できれば、

その後の年金生活にも

ゆとりが生まれるはずです。

 

 

米川さんは

仮に3900万円の借り入れをするとして、

 

 

43歳から住宅ローンを開始し、

その後10年間に住宅ローン控除で

戻ってくる額を算出。

 

 

10年間で

250万円還付されることがわかり、

 

 

それをすべて貯金して

53歳になったときに

繰り上げ返済をすると、

 

 

返済期間が2年5カ月短縮できます。

 

 

しかし、

それでは完済年齢は75歳。

 

 

あと5年短縮させる必要があります。

 

 

米川さんは2人に

細かくヒアリングをしながら、

 

 

シミュレーションツールに

Hさん一家のライフプランを入力。

 

 

その内容に合わせて、

貯金と臨時収入を組み合わせた

繰り上げ返済の方法を考え出します。

 

 

まず、

子どもの教育費など一番お金のかかる

今後10年間は毎月1万円を貯金に回し、

120万円を貯金する。

 

 

11年目以降の6年間は、

年収も上がり

もっとも貯金ができる時期なので、

がんばって毎月1万4000円の貯金。

 

 

それぞれの貯金は

もちろん繰り上げ返済に回す。

 

 

また、70歳までしっかり働いたとすると、

17年後に1500万円の退職金が

手に入る予定なので、

 

 

そのうち老後資金の1000万円を残して

500万円を繰り上げ返済する。

 

 

本日はこれまでです

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

        ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。