家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
収納をどうする?
分散収納と集中収納をつかいこなす
できる限りの収納が欲しいという、
根強い要望がありますが、
残念ながら収納を増やせば増やすほど、
収納するものも増えてしまうことも考えられます。
収納の奥にしまい込んでしまい
廃棄のタイミングを失うことになるのです。
改めて、
収納をどのようにすればよいのかを、
考えてみましょう。
この部屋は、なんの部屋?
たとえば間取りを考えるときに、
リビングやダイニング、
そして個室の配置を考えます。
でも、家具の配置も書かれていない空の部屋は、
なんの部屋なのかわかりません。
じつは、部屋の役割を決めているのは、
その部屋に置かれているモノで
決められているのです。
例えば次のようなものがある部屋というのは、
なんの部屋でしょうか。
テレビ/ソファ/椅子/ビデオ
/オーディオ/スピーカー/
リモコン/パソコン/ゲーム機/
電話機/暖房器/CD類/
ゲームソフト/本/ボトル類/
観葉植物/絵画/カレンダー/
時計/芳香剤/救急用具、常備薬/
電池/充電器/ティッシュ/
掃除用具/認印/おもちゃ/鏡/
アルバム/写真/文具類
答えは、
リビングと、身の回りを見ることで
想像がつくと思います。
同じように、
ダイニングやキッチン、子ども部屋や洗面も、
置かれているモノには傾向があります。
こうしたモノの傾向で、
各部屋を定義してみると、
次のように表現できるのではないでしょうか。
リビング=もっとも所有者が分からないものがある場所
キッチン=最も道具が多い場所
ダイニング=キッチンからのモノがあふれる場所
水回り=最も備品ストックが多い場所
玄関=最も収納で変わる場所
寝室=最も整理できる場所
子ども部屋=最もモノが増えてゆく場所
でも、このように書くと、
部屋は人ではなく、
モノが主役のように感じてしまいます。
それだけ生活の中に
モノがあふれているということでもあります。
そして、モノがあれば、
それだけ各部屋に相応の収納が必要になります。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。