家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
経済と住宅
経済指標が語る家づくり
世界はグローバル経済でつながり、
安全保障や地政的な面まで
複雑な関係性を持って動いています。
そんな経済の動向と、
日本の一家族が家を建てることは、
まったく無意味でもありません。
コロナ・パンデミックに見舞われた経済活動の中における、
日本の住宅事情を分析してみたものを見ていきましょう。
緊急経済化の住宅市場
自然災害やや金融危機があると、
大きく経済にも影響します。
2020年からのコロナ・パンデミックでは、
それ異教の経済的な打撃がありました。
経済を守るためにも、
国は経済政策を打って対処しようとしますが、
これまでとは少し様相が違うようです。
経済活動が止まって
各国の成長率も止まったといわれる中で、
アメリカの住宅着工棟数は増え、
それ以上に住宅価格が上昇しています。
経済の減退と、
これまでの経済指標である住宅価格が
逆転しているのです。
コロナ感染症によって、
リモートワークなどのライフスタイルの変化と、
木材需要や流通経費の高騰によるものとされています。
グローバル化した経済の中では、
たった一つの部材の停滞が
全体の供給を止めることもあり、
住宅でも半導体の不足により、
設備機器が不足する事態にもなりました。
また、経済のグローバル化は格差を生み出し、
被害を受ける人もいれば、
逆に恩恵を受ける人もいます。
昔の大恐慌のように家を取得する人が、
すっかりいなくなるわけではありません。
では現実に家を求めている人は、
どれだけいるのでしょうか。
住宅着工統計
毎年1月末には、
国土交通省は
前年の住宅市場の経済動向を発表します。
これによると、
2021年の住宅着工数は
5年ぶりの増加となりました。
その中でも、
持ち家住宅は前年よりも9.4%もの増加です。
この住宅着工数を、
持家、貸家、分譲、戸建、分譲マンションと
4部門に分けて、同行を見てみました。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。