家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
災害に備えて
災害対策マニュアル
毎年のように、
大きな災害のニュースが報道されています。
地球温暖化もあって、
今や全世界的に災害が発生しています。
いつ、わが身に直接ふりかかることがあるか
わからない災害と、
それに備えた家での対策についてまとめてみました。
複合的に起きる災害
地震や火山の噴火、集中豪雨や河川の氾濫など、
さまざまな災害のニュースが
多くなってきているような気がします。
今はまだ、遠い場所での災害であり、
自分が災害の当事者になるとは思えない
という人も多いのではないでしょうか。
でも、
いつ災害に遭遇するかわかりません。
毎日就寝して寛いでいる自宅での時間が
いちばん長いことを考えると、
もし災害が起きるとすれば、家にいるときに、
被災する可能性が最も高いと思われます。
いつ、どこで起きるかわからない災害に対して、
もっとも大切なことは、
しっかりと準備をしておくことです。
あらかじめ災害のことを考えておくことは、
災害に遭遇しても冷静な対応が取れるようになり、
より被害を少なくすることにもつながります。
代表的な災害は、やはり地震です。
地震への対策として、
住宅には耐震性があります。
数百年に一度の地震に対して、
基本的な強度の基準を国が定め、
住宅建設の確認をしているので、
基本的な強度は
どのメーカーが建てた家でも同じです。
もし不安な場合は、
基本強度の1.5倍に高めた耐震等級3の家にします。
現実の構造計算では、
地震以上に強風に対する強度で
構造が決まることも多くあります。
強度は地震と台風への対策であり、
家の強度を高めることは、
災害への準備のひとつです。
しかし、災害というのは、
こうした住宅の強度だけではありません。
どの建物にも、
上下水道やガス・電気が引き込まれていています。
地震の衝撃や変形によって、
これらの配管や配線に欠損があると、
建物は壊れなくても、被害が生じます。
地震は強度を高めるだけはなく、
複合災害として2次的、3次的な災害対策が必要です。
さらに被災後の避難を想定すればなおさらです。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。