家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
知名度やブランドを優先して
住宅会社を選ぶ背景には、
多くの消費者が技術的な基準で
選択することができないという
実情があることも事実です。
ですので、
「賢い家づくり勉強会」を開催して
消費者に技術的な基準で住宅会社を
選ぶことができるヒントを
啓蒙し続けているのです。
スーツを買う例えに戻れば、
有名ブランドでなくとも、
腕の確かな仕立て屋さんが街にはたくさんいます。
家を建てる工務店も同じで、
無名でも規模が小さくても、
優れた技術を持つ業者はたくさんいます。
そして、
住宅業界では大手といっても
全国シェアは3割弱にすぎません。
住宅購入者の8割近くは
中小の住宅会社に依頼することになります。
ということは、
消費者自身も技術的な基準、
いわば「見る目」を持たなければ、
ほとんどの人は、
「いい家」を手に入れることができないのです。
ブランド料よりも性能にお金をかける
完成した家は、
どこの誰が建てたものかは区別がつきません。
大手ハウスメーカーの家に住んでいることが
ステータスになるわけではないのです。
ブランド物の高級バックを買って持ち歩くのとは、
そこが違います。
それならばブランド料に払うお金を、
省エネのための設備など、
家の性能をグレードアップさせる
費用に回すべきです。
ただし、
高性能な家を建築するには、
それを実現できる技術をもった
住宅会社に依頼する必要があります。
住宅会社選びは、
イコール損をしない家づくり
といってもいいほど大切なのです。
住宅会社の技術力は、
すなわち顧客に提供できるサービスの質です。
どんなジャンルの業種であっても、
サービスの良し悪しは実際に利用してみないと
わかりづらい側面があり、
そのことが住宅会社選びを難しくしています。
東日本大震災のあと、
地震に対する日本人の意識は高くなりました。
新しく家を建てようとする人は、
必ず耐震性を気にします。
では、耐震性以外はどうでしょうか?
家には断熱性、気密性、換気
という重要な性能があります。
しかしそこに注目する人は
徐々に増えてはきたものの、
知識が不十分な人も多いというのが現状です。
消費者自身が、
家の性能に関する知識を身に着けることが、
適切な住宅選びに直結します。
一生に一度の勉強だと思って、
わからない部分は質問し、
不安な部分は確認できるだけの
知識を身につけましょう。
住宅会社任せにしたり、
知らないままや曖昧なままで損をするのは、
自分と自分の家族です。
面倒がらずに多少の手間をかけ、
ちょっとした気づきと
質問力を高めるだけで、
快適な住まいが手に入るのです。
本日これまでです。
トクする家づくり損する家づくり からでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。