家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
トクする家を建てるために
欠かせない三つの要素
いい家の条件とは、資産価値が高いこと。
資産価値の高い家とは、
耐久性とデザイン性に優れ、
省エネ性能が高く、
メンテナンスが最小限で済む家のことです。
これらの条件の中で
最も重視したいのは省エネ性能、
さらに細かくいえば、
断熱性、気密性、換気の性能に優れていること。
この三つを備えている家は、
必ず快適な住み心地を
もたらしてくれるだけでなく、
耐久性とメンテナンス性にも優れています。
夢のマイホーム購入に失敗し、
大損したばかりか家族の健康まで損ねてしまった
Nさんのケースを思い出してください。
隙間風が入ったり、
室内がなんとなく寒く感じたりするのは、
Nさんの家が断熱性と
気密性に欠けるからです。
締め切った部屋にいるのに
花粉症の症状がひどいのは、
気密性に欠けているために
外気が入ってくるのが理由です。
ぜん息の症状は湿気のせいで、
それは断熱性、気密性、換気の性能が
いずれも低いからだと考えられます。
つまりNさんの家は、
いい家と真逆の条件ばかり。
こんな家を建てて売った
住宅会社が悪いのは当然ですが、
住み始めるまで
そのことに気づかなかったのは、
Nさん自身が勉強不足だったということです。
断熱性、気密性、
換気に優れた家が「いい家」
断熱性の高い家では、
室温が外気温の影響を受ける程度が
小さくなります。
住宅は、屋根・外壁・窓を通して
室内と室外の間で熱の交換が起こりますが、
優れた断熱材を使うことで、
それを防ぐことができます。
その結果、
冷暖房の効率がよくなり、
夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
気密性の高い家では、
家の中の空気と外の空気が
厳重に遮断されています。
そのため隙間風を
感じることはまずありませんし、
室温への外気温の影響も
小さく抑えることができます。
したがって、
冷暖房の効率がいいわけです。
防音性にも優れています。
新型コロナウィルスの影響で
にわかに注目されているのが、換気性能です。
ウィルスを排除するために、
電車などの公共交通機関だけでなく、
一般のオフィスや住宅においても、
頻繁に換気することが推奨されています。
「換気の大切さは理解できるけど、
気密性と矛盾するのでは?」
と思われがちですが、
そうではありません。
汚れた空気を排除するために、
換気は不可欠なのです。
本日これまでです。
トクする家づくり損する家づくり からでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。