家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
引っ越しまでのスケジュールを
立てることで無駄な出費を避ける
家づくりを円滑に進める秘訣について
お話しします。
なんとなく家が欲しいと思い、
住宅会社へ行ってみて
「土地はありません」と答えたら、
相手にされなかった。
「じゃあ、土地探ししてみようか」
と言いながら、
3年くらい経ってしまう—–
家づくりの検討を始めるきっかけには、
社会的要因と
個人的要因があります。
金利が低い、
住宅ローンの減税制度が充実している、
こうした社会的的要因を受けて、
家づくりの検討を始める人が、
最近とても増えています。
つまり、
マイナス金利や住宅ローン減税の
制度がある時期は、
住宅取得の絶好のタイミングなのです。
「いま住んでいる賃貸マンションは手狭だし、
家賃はもったいないしなあ」
自分の家計にもたらす恩恵に気づいたり、
まわりの人たちが
買い始めたりしたことをきっかけに、
「これは早い方がいい」
と真剣になるケースが多いのです。
スタートから完成まで
1年は見込んでおく
引っ越し予定日から、
逆算してみましょう。
建築の工期は、
住宅会社によって異なりますが、
だいたい2~4か月程度です。
その住宅会社が
「工期は3か月です」というなら、
4月初旬に引っ越すには、
遅くとも12月末には着工する必要があります。
「工事前の建築確認申請や
設計の確認手続きに、
1か月半みてください」
という話なら、
契約は11月中旬です。
その前の打ち合わせに
1か月半~2か月くらいかかるとすると、
打ち合わせを始めるには
土地が必要ですから、
8月中に土地を決める
スケジュールになります。
土地を決めてから引っ越すまで、
すべて事が順調に運んだとしても、
8カ月はかかる計算です。
しかも土地探しは、
それより前に取りかかってなければなりません。
住宅会社は、
「引っ越しの時期はここだから、
急いでやってくれ」
と急に言われても対応できません。
建材や働く人の手配が間に合わないからです。
特に注文住宅の場合は、
全部で1年かかるとみて、
スケジュールをつくったほうがいいでしょう。
本日はこれまでです。
トクする家づくり損する家づくり からでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。