家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
ちょっと一言
ウクライナ侵攻で、
日本だけでなく、
世界経済が大打撃。
その影響は、私たちの生活にも
大きな影響を落としています。
コロナは、ある意味
自然の猛威的なところがあるけど、
ウクライナ侵攻は
人間の犯した大罪。
しなくてもいい破壊と殺戮…
これが日常を脅かしていることが、
ものすごく腹立たしい
と思っているのは私だけでないでしょう。
雇用も不安定になったうえに
物価の上昇もすごいですね。
22年に値上がりする商品は、
驚くことに、
食品と飲料だけでも1万789品目。
さらに、
この夏は鯖缶やカレールーが値上げされ、
10月には
ビールや焼酎が13%高くなります。
肥料の価格が前年比94%上がる影響で、
白菜やキャベツといった野菜も高騰。
鉄道バス運賃や
生活の命綱ともいえる
電気とガスも、
11カ月連続の値上げ。
気になる住宅価格は、
コロナの影響で欧米各国で
リモートが急激に普及し、
郊外に家をもとうとする人が増え、
需要の増加により建築用木材が足りず、
価格が上昇する
「第一次ウッドショック」が
2021年に起きました。
そこに、
ウクライナ侵攻の経済制裁の影響で
ロシア産の木材供給が急減。
輸入価格は
前年比で最大73%も上昇し、
住宅の壁や床に使う
国産合板は過去最高値で推移する
「第2次ウッドショック」
が訪れています。
さらに半導体生産に必要な
レアガスやレアメタルなど
原材料の一部に、
ロシアやウクライナへの
依存度が高いものがあり、
半導体不足も深刻。
そこに円安ですから、
たまったものではありません。
あらゆる原材料価格の
高騰も影響し、
浴槽やトイレも最大3割近く値上がり。
住宅用サッシなど窓周り用品も
15%ほど価格が上がっています。
国土交通省の住宅建設費は
15年度を100とすると、
21年度114.4まで上昇。
3000万円だった家が3432万円。
400万円もアップしている
計算になります。
さてここが試案のしどころ
「400万円も住宅価格が上昇している今、
家を買うのはもう少し待つ方がいい」
と思われる方も多いでしょう。
でも本当にその決断は
正しいのでしょうか?
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。