家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
新しいリビング
リビングと答える人も多いことと思います。
マドリの印象も、
リビングの作り方で大きく変わります。
新築でもリフォームでも
リビングを考えることは、
生活スタイルや家族のあり方を
考えることと一緒です。
そして時代の変遷によって
家族のあり方が変われば、
新しいリビングも
求められるようになります。
センターリビング
リビングの使い方の違いで
家族の関係が
表現されることもあります。
その事例が、
センターリビング
という考え方と使い方です。
その名のとおりに、
リビングが中心に
あるということですが、
間取りとしての特徴は、
リビングと階段の位置関係を
表しています。
戦後に建てられてきた住宅は、
平屋建てから
総2階へ変わってきた歴史であり、
2階への入り口である
階段の登り口は、
玄関ホールにあるのが
一般的な間取りとして
定着しました。
2階には
プライベートルームとして
子ども部屋ができ、
玄関から直接つながることになります。
考えてみれば
プライベートルームは
家の奥にあるのが普通であり、
不自然に思えます。
この問題に気付き
改善されたのが
センターリビングです。
子どもは家に帰ってきて、
一度リビングを経由してから
自分の部屋に行くようになります。
子どもが帰ってきて
親の顔も見ないで自分の部屋に
こもることができなくなります。
それは親も同じことです。
家族のコミュニケーションを
深めるための間取りとして生まれた、
新しいリビングのカタチです。
階段は
リビングの中に
作られることもあります。
まさに
プライベートルームへの出入りは、
家族の目の前で
行われるようになります。
家族の結びつきを、
より強くするリビングのカタチです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。