家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

家づくりは「窓」が大事

木製建具からアルミサッシへ、

そして高断熱の窓へ

戦後、日本の家は

木製建具の戸や窓は主流でした。

今でも築50年以上の古い家には

木製の戸や窓が付いているのを

見かけます。

風が吹くとガタガタ音がなり、

冬には冷たい隙間風が

入ってくるなど、

とても使いにくいものでした。

高度経済成長と人口増に伴う

住宅建築ラッシュが本格化した

1960年代後半、

アルミサッシが爆発的に普及しました。

ところがアルミサッシには、

当時は意識されなかった

大きな問題が潜んでいました。

断熱性の低さです。

1990年代に入って

家の断熱性能が

注目され始めるとともに

窓にも断熱性能の向上が求められ、

新たにアルミサッシと樹脂を使った

「アルミ樹脂複合サッシ」が誕生し、

今も多くの新築住宅で使われています。

また、

その少し前から北海道では

冬の厳しい寒さに対応するため、

より高い断熱性能を持つ「樹脂窓」

が使われ始めました。

これは窓枠がすべて

樹脂でできている窓で、

その高断熱性能が

2000年代に入って改めて着目され、

今日では日本全国に広がりつつあります。

ガラスも、

かつては1枚ガラスが当たり前でしたが、

今は空気層を2枚のガラスで挟んだ

「複層ガラス」、

ガラス面に熱放射を遮断する

金属膜を形成した「LOW-E複層ガラス」、

ガラスを3枚重ね中空層に

アルゴンガスやクリプトンガスなどの

特殊なガスを注入した

「トリプルガラス」などの

高性能ガラスが

相次いで登場しています。

それらはすべて、

より高い断熱性能を

確保するためのものです。

本日はこれまでです。

あたらしい家づくりの教科書からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。