家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

音のインテリア

床材を選び、壁の色を合わせ、

さらにはカーテン・照明器具と

インテリアをコーディネートするのは、

自分の家ならではの楽しみです。

日々の暮らしの中で

いちばん影響を受けるのは

室内環境です。

理想の環境に浸りながら

快適さを感じています。

目に見えはしませんが、

その部屋にある空気も

大切な要素のひとつ。

空気の質、

その中でも今回は

音のインテリアについてのお話です。

気になる音、楽しむ音

マンションなどの集合住宅で、

いちばん気にすることは

近隣への配慮です。

その中でも、

大きな音を立てないように注意して

暮らしている人も多いと思います。

コンクリートのような

重量のあるものが

遮音には最も適していますが、

振動によって伝わる音を

遮断することは

なかなかできないことです。

そして音というのは、

気になり始めると

どうしても大きく聞こえるものです。

戸建て住宅では、

そのような気づかいは少なくなります。

逆に、

初めて戸建て住宅に引っ越してきた当日に、

これまでよりも少し音量を大きくして

オーディオを楽しむ人がいます。

お気に入りの楽曲を引っ張り出してきて、

ボリュウーム感のある音の空間に包まれて、

わが家を持った喜びです。

昨今、

レコードブームが再熱して、

デジタルとは違う、

深みのあるアナログ音に浸る人も

増えて来ているようです。

音も大切なインテリアの要素です。

音のこともしっかりと考えて

家づくりを進めておきたいものです。

住まいの音は

性能として扱われてきました。

雨漏り、すきま風、断熱と同じように、

すべて遮断することが

住宅の性能としての評価です。

音も、

より遮音性能を高めることが

住宅の価値とされています。

そのために

「D値」という基準が定められ、

遮音性能が高ければ

外の音は入りにくく、

同時に室内の音も漏れにくくなります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。