家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
太陽光発電について
東京理科大学工学部電気工学科
植田 譲 教授へインタビュー
既にシステム価格は電気代を下回る
気象条件も日本は良好
太陽光発電の課題としては、
コスト、気候や地域の特性、
廃棄物などがよく上げられるが、
本当にそれらは課題なのか。
太陽光発電システム技術が専門の
東京理科大学工学部・植田譲教授は、
長期的にはすでにシステム価格が
電力料金を下回っているうえ、
悪条件とされる状況でも
一定の発電量は期待できると話します。
—-メガソーラーと、住宅用太陽光発電、
それぞれの位置づけは?
太陽光発電は規模によらないのが特徴です。
メガソーラーのように
大規模集中で設置しなくても、
住宅の屋根のような小規模分散型でも、
十分に発電ができます。
住宅用太陽光発電は、
屋根のすぐ下に需要があります。
メガソーラーは売電前提ですが、
住宅用は、
系統から高額な電気を買わずに、
クリーンで安価な電気を
自家消費することが先決で、
電力が余ったら系統に売電する、
という考え方が基本です。
—-太陽光発電システムの導入費は、
本当に元が取れるのか?
太陽光発電システムの価格は、
すでに1kwあたり30万円を切っています。
5kw搭載しても150万円以下です。
年間の日射量(等価太陽日照時間)を
1300時間として、
インバーターロスやモジュールの温度上昇、
経年劣化を考慮して八掛けで計算すると、
20年間の発電量は2万800kwhとなります。
維持管理を考えなければ、
システム1kwあたり14.4円となる。
系統の電気は
1kwあたり27~28円になっているので、
太陽光は圧倒的に安いと言えます。
電気料金だけで
イニシャルコストを回収するのは、
長期的な話ではあるから、
迷う人もいるかもしれません。
ただ
「高くて元はとれないが、環境にはいい」
は昔の話です。
今は、
間違いなく経済的な価値もあります。
THE SHINKEN HOUSINGからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。