家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
思い出の歌
懐かしい曲を聞くと、
昔の思い出が
走馬灯のように甦ります。
ずっと昔のことで
忘れてしまっていたと思っていたのに、
細やかなことまで思い出すのは
不思議です。
その答えを探ってみても
簡単ではなさそうです。
そもそも聞こえることとは、
空気の振動を耳でとらえて
信号を脳に届けていることです。
それがどんな音かを判断するのは、
目で見た光の信号が
どんな色の波長であるかを識別するのと
似ています。
でも、
視覚とは違いその感覚器は
はっきりグラデーションに
並んではいないといいます。
光には
音のように階調という
繰り返しのグループ化はありませんし、
音にはリズムという別の要素もあります。
音を受信して、その音色を識別し、
さらに統合して一つの楽曲として感じるのは
視覚とは違うのです。
聴覚以上に記憶を呼び戻すのは
臭覚といわれ、
脳の位置で考えても
記憶に関連が深いとされている偏桃体に
直結しています。
それに続くのが聴覚です
おそらく原生生物にとっては、
最初に外敵と仲間、
そして植物を判断するのに
臭覚が欠かせなかったのでしょう。
その次に聴覚が発達したと
考えれば良いのかもしれません。
現に雪の下のネズミを
フクロウやキツネは耳だけで聴いて
正確に捕まえます。
臭いと音を記憶しておけば、
目に見えない相手でも
居たことを確認でき、
自分のテリトリーも維持できます。
脳の記憶に司る部位である
偏桃体に近いのも納得ができます。
その偏桃体は、
じつは恐怖を感じる役割もあります。
つまり、
警戒心や不安を駆り立てるのです。
生存の確率を上げるために
仕組まれたのでしょう。
でも、
思い出の歌を聞いて
呼び戻される記憶には、
なぜか辛いものは緩和されていて、
ほのぼのとして
どこか懐かしい記憶のような
気がします。
人の作った楽曲というのは、
恐怖よりも
求愛に原点があるのかもしれません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。