家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
住宅ローン
金利と返済方法
2022年10月31日に発表された
大手銀行5行の11月の
住宅ローン金利は、
長期金利の動向を踏まえて
3行が固定期間10年の基準金利を
引き上げました。
10月と比べた上げ幅は、
りそな銀行が003%、
三井住友銀行が0.10%、
みずほ銀行が0.15%です。
三菱UFJ銀行と
三井住友信託銀行は据え置きでした。
上げ幅は大したことはありませんでしたが、
いよいよ日本の住宅ローン金利が
上がりだすのではないかと
ざわついてきましたね。
住宅ローンは
金利が本格的に上がりだす前に
固定金利で組むのが基本ですが、
もし出遅れて
高い金利で住宅ローンを組んだ場合、
それを取り返す方法はないのでしょうか?
あるとすれば
住宅ローンの
繰り上げ返済の活用なのかな・・・
住宅ローンの
繰り上げ返済には
返済期間を短くする期間短縮型と
毎月の返済額を減らす返済額軽減型
の2つの方法があります。
その中で
期間短縮型を使うと
金利削減効果があり、
たとえば
シュミレーションしてみると、
こんな感じでになります。
4000万円を35年返済、
金利1%と1.5%で
組んだ場合の総返済額は、
金利1%では
47,423,753円になり、
1.5%だと
51,438,816円になり、
金利アップによる返済増額は
4,015,063円にもなります。
たとえば
住宅ローン減税が終わる13年後に、
それまで貯めた預貯金から
900万円と
20年後に
974万円の繰り上げ返済をすれば、
住宅ローンは20年で完済。
総返済額は
48,128,044円に圧縮され、
金利削減効果は3,310,772円となり
金利アップ分の4,015,063円との
差額704,291円と
かなりの部分を取り返すことができます。
借り方と返済方法はよく考慮しましょう。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。