家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
引っ越しの延期や解約は、
誰にでも起こり得ます。
新築工事が計画通りに進んでいると、
安心して引っ越しの予約ができますよね。
ところが、
完成検査で不備が見つかり、
その手直しに時間が掛かったために
引き渡しが遅れることがあります。
引っ越しの日程をスムーズに
変更できれば良いのですが、
繁忙期などの忙しい時期だと
日程の変更は難しいものです。
中には、
引き渡し日が未定になったため
キャンセルせざるを得なかった方
もいるそうです…。
「 引っ越しの延期や解約は、誰にでも起こり得ます。 」
■手数料
標準引越運送約款は、
申込者の都合による解約又は延期の場合、
解約手数料や延期手数料を
・引っ越しの当日・・・運賃及び料金の50%以内
・前日・・・・運賃及び料金の30%以内
・前々日・・・運賃及び料金の20%以内
の範囲内で請求できると定めています。
しかし、
過去には、前々日より前に
連絡したにも関わらず、
解約手数料や延期手数料を
請求された事例があるそうです。
そのようなトラブルを防ぐため、
延期やキャンセルの連絡は
何日前までに行えばよいのか
契約前に書面等で確認しましょう。
■付帯サービス
引っ越し業者に、
エアコンの取り外しや取り付けを
依頼する方は多いものです。
そのほかにも
荷造りや荷解き、
不用品の処分、
自動車搬送、
ライフラインの手続き代行など
様々なサービスが提供されています。
引っ越し業者は、
これらの作業のために
臨時スタッフを集めたり、
専門業者に作業を
委託することがあります。
そのため、
延期やキャンセルの
連絡日によっては、
引っ越し業者が委託業者に
違約金等を支払うなど、
何らかの費用が
発生することがあります。
それらの費用が申込者に
請求される場合もあるので注意しましょう。
その負担割合についても、
書面に記載されているか確認しましょう。
■連絡は電話で
解約手数料や延期手数料が
発生する前にメールで連絡しても、
すぐにメールを
確認してもらえるとは限りません。
そのため、
連絡は必ず電話で行いましょう。
なお、
契約後の延期や
キャンセル連絡は必須ですが、
見積もり書を受け取っただけなら、
契約していないので手数料は生じません。
ただし、下見のために
発送地や到達地に行った場合、
その費用を請求されることはあります。
費用の有無は
見積もり前に説明されるので、
支払いたくない時は
見積もりを辞退しましょう。
■必ず確認を!
キャンセルする場合、
事前に受け取っていた
段ボールやガムテープは返却します。
その際、
買い取りの要求、返却手数料の請求、
返送料の実費負担などを
求められるのが一般的です。
しかし中には、
段ボールなどを強引に
押し付けたにも関わらす、
「直接返却に来なければ費用を請求する」
と言う業者もいるとか。
新型コロナの影響で、
住宅設備や建材の
納品遅れは続いています。
そのため、
誰にでも引き渡しが遅れる
可能性はあります。
万が一に備え、
引っ越しの解約や
延期についての取り決めは
契約前に必ず確認しましょう。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。