家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。
住宅ローンの
店頭金利・優遇金利・適用金利とは?
住宅ローンの金利タイプは、
『変動金利』と『固定金利』の2種類です。
そして、
固定金利には『全期間固定型』と
『一定期間固定型』があります。
このほかに
『店頭金利』『優遇金利』『適用金利』
という金利を聞いたことはありませんか?
耳慣れないかもしれませんが、
この3つの金利についてお話しします。
■店頭金利
『店頭金利』とは、
それぞれの金融機関が
独自に設定した金利のことです。
優遇金利は、
店頭金利を基準に設定されます。
そのため、
店頭金利を『基準金利』
と呼ぶこともあります。
■優遇金利
『優遇金利』とは、
一定の条件を満たす場合に限り、
店頭金利から割り引いた
優遇される金利のことです。
優遇金利には、
契約後の一定期間だけ優遇する
『当初優遇』と、
完済まで優遇する
『通期優遇』があります。
優遇するための条件として、
・年収や勤務年数や勤務形態が
基準を満たしていること
・住宅ローンの引き落とし口座を
給与振込口座に設定すること
・ネットバンキングの
利用契約をすること
・公共料金の
引き落とし口座にすること
・キャッシング機能付きの
カードを作ること
など、それぞれの金融機関が
独自の条件を設定しています。
そのほか、
期間限定や人数限定などの
キャンペーンを行う場合もあります。
■適用金利
『適用金利』とは、
店頭金利から優遇金利を
差し引いたものです。
優遇金利の場合、
適用期間中の金利は一定です。
しかし店頭金利は、
全期間固定型を除いて金利が変動します。
そのため、
適用金利も変動する可能性があります。
金融機関の広告を見ると、
適用金利だけが
大きく表示されていることがありますよね。
それは、
優遇金利を最大限に利用したときの
最も低い金利なので、
審査次第ではみなさんに
適用されない可能性もあります。
思わぬトラブルを防ぐため、
・その金利が適用される年数
・優遇金利の対象とならない場合の金利
・融資実行時の金利
などは、
しっかり確認するようにしましょう。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。