家づくりこぼれ話!
こんにちは建物と土地とお金のプロ菅原です。
自動車の進化が
住宅業界に与える影響
軽EVのヒット、急速充電器の規制緩和で
国内のEV普及が加速する兆し
自動車業界で
今後急速に進みそうなのが、
EV(電気自動車)の普及だ。
脱炭素や
地球温暖化対策の観点から、
EUでは2035年までに
HVを含めた
ガソリン車・ディーゼル車の
新車販売を禁止する
環境政策を打ち出しており、
販売台数ベースでは
EVシェア既に
20%を超えている国
少なくない。
巨大市場である中国でも
直近では新車販売における
EVシェアは25%となり、
テスラの本拠地である
アメリカもそれに追随して
EVシェア拡大に舵を切っている。
日本国内では
まだEVよりも
HV(ハイブリット車)が主流であり
乗用車販売台数に占める
EVシェアは
やっと1%を超えたところだが、
EV普及の兆しが
見え始めている。
そのきっかけとなりそうなのが、
昨年販売された日産の「サクラ」と、
三菱の「eKクロスEV」という
軽EV のヒットだ。
両車種とも
2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーを
受賞し、
サクラは日経新聞の
「2022年日経MJヒット商品番付」
に選ばれている。
経産省及び自治体の補助金を使えば
200万円を切る価格で購入でき、
普通車規格のEVや
一般的な軽自動車の上級モデルと
比べてもコスパに優れ、
ガソリン車からEVに乗り換える
1台目として選びやすい価格である。
サクラは2022年5月の販売から
12月末までで2.2万台を販売し、
1車種だけで前年の
国内EV 新車販売台数を
上回った。
eKクロスEVの
2022年販売台数は4千台。
この軽EV2車種が
EV市場を牽引し、
2022年の国内EV販売台数は
前年比2.7倍の5.9万台となった。
EVの普及には、
充電設備のインフラが
まだ不十分であることも
指摘されるが、
国では出力が高い
EV急速充電器の設置や
取り扱いに適用している規制を、
今年中に緩和する計画がある。
これまでは
200kW超の充電器は
「変電設備」と同じ扱いで、
不燃材料による設置個所の区分けや
運営者を規定していた。
この規制を
50kW超の設備と同条件に
緩和することで、
数分の充電で
長距離走行ができる
充電設備を増やし、
EVの普及を
促進するという方向性である。
エヌ・アクションからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。