家づくりこぼれ話!
こんにちは建物と土地とお金のプロ菅原です。
外構工事の予算を確保しましょう
みなさん、
家づくりの予算配分を行う時、
よく言われるのが
「土地代」+「建築費」+「諸費用」
です。
そのため、
つい忘れがちになるのが
「外構費」。
外構の設計や見積もりまで
行う建築業者もいれば、
・外構業者を紹介する
(紹介料が発生する場合もある)
・外構には一切関わらない
など、
業者によって対応は異なります。
中には、
外構工事の必要性を説明せず、
建築費の予算を増やす営業マンも…。
外構工事の予算を確保しましょう。
■外構工事とは
外構工事とは、
フェンス・門・カーポートなどの設備の他、
シンボルツリーや
グランドカバーなどの植栽も含めた
建物の周囲を整える
工事のことです。
費用は、
敷地の広さや
求める内容によって異なります。
そのため、
百万円以内で十分という方もいれば、
高級車と同程度の費用を
掛ける方もいます。
■日々の暮らしを想像する
・境界線をどう区切る?
(どの程度開放的にするか・
手入れの必要性など)
・快適な駐車場や駐輪場は?
(足元の快適性・使い勝手・
屋根の必要性など)
・使いやすいポストは?
(取り出し口の位置や大きさ、
設置する場所など)
・宅配ボックスは必要?
(雨避け・防犯性など)
・雑草対策は?
(見た目・手入れの必要性など)
・庭で過ごす時、重宝する設備は?
(水栓・電源・テラスなど)
・洗濯物を外干しする時、
目隠し・雨避け・虫対策は必要?
・防犯対策をどう整える?
などのように、
建物の周囲を
どのように整えたいか、
暮らしを想像しながら
書き出しましょう。
■優先順位と性能
まずは、
生活に欠かせないものから
優先順位をつけましょう。
次に、
その設備に必要な性能を確認します。
たとえば、
積雪や強風が多い地域なら、
カーポートには
それに耐え得る強度が必要です。
過去の数値を調べ、
耐積雪量や耐風圧強度に
余裕のある製品を選択しましょう。
■とりあえず砂利?
庭に砂利を敷く時、
「防犯対策も兼ねて、
ここは砂利にしよう」
という方もいれば、
「予算が足りないから、
資金が貯まるまで砂利で我慢しよう」
という方もいます。
とはいえ、
砂利は重いので、
自力での撤去作業は大変です。
業者に依頼すると、
予想以上の費用が
発生することがあります。
「とりあえず砂利」
を選択するなら、
撤去費用がどの程度必要になるか
調べておいた方が良さそうです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。