家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
市場連動型だからできる
FIP制度
創った電気を
株のように売買する
今後の日本の
再生可能エネルギー施策は、
固定価格買い取り制度(FIT)から、
「フィードインプレミアム」制度
(FIP)へと移行していきます。
FIP制度は、
これまでのように
電力会社が自宅で発電した電気を
固定買取で買い取る
というものではなく、
再エネ発電事業者が
電気を電力市場で売電し、
その売電価格に対して
一定のプレミアム(補助額)が
上乗せされるというものです。
自宅で発電した電気を売電するのは、
証券会社で株を売るような感覚です。
株を電気に、
証券会社を再エネ発電事業者に
置き換えると
イメージしやすいと思います。
そして、
あなたの担当となる
証券会社の社員に変わる存在が、
リソースアグリゲーター(RA)
と呼ばれる人です。
RAは市場の電力の需給バランスを見る
アグリゲーションコーディネーター(AC)
から指示を受け、
契約家庭の売電量を調整します。
たとえば、
「今は市場に電気の供給が多いため、
電気を使わないと発電所が停止します。
EV車などに充電してください」
「今は市場の電気が不足気味なので、
電気を買わずに
EV車の電気を使ってください」
という具合です。
こうしたRAからの指示に
対応できる家庭は
DRというインセンティブ(報奨金)
を得ることができます。
電気を消費する側が
電気の使用量を制御して
電力市場全体の
需給バランスを保つ仕組みを
ディマンドリスポンス(DR)
といいます。
各家庭も
電気の需要を増やしたり(上げDR)
減らしたり(下げDR)することで、
電力全体の安定供給の
一翼を担うのです。
*ディマンドリスポンス(DR)とは、
各家庭が電気の使用量を制御することで、
市場の電気のバランスを
保つための仕組みです。
売買を行う事業者
RA(リソースアグリゲーター)は、
市場の電気が逼迫したとき、
「電気を使うのを控えてください」
と各家庭に指示を出します。
また、
電気が余っているときには、
「電気を使ってください」
と指示します。
各家庭はそれに従い、
電気の不足時には
蓄電池やEV車に
充電した電気を使い、
反対に
電気が余っているときには、
電力会社から電気を買って
蓄電池やEV車に充電を行います。
金持ち父さん貧乏父さんの家づくりからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。