家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
太陽光発電
正しく知ってかしこく暮らす
Q:火事になったら消化できない?
A:水による消火活動ができます
SNSで
「太陽光パネルが火災になると
消化できない」
という情報が
出回ったことがあります。
確かに、
パネルには電気が流れているので、
水をかけるのは
危険なように思えます。
ですが、
現実には普通の火災と同じように
水による消火活動が
行われています。
もちろん、
光が当たっている限り
パネルは発電する
(夜でも、炎が上がっていると
その光で発電することも)
ので、
感電する危険性はあります。
消防士からすれば、
消火時に自分の命にかかわるリスクを
抱えることになるので、
当然ながら霧状に放水したり
できるだけ距離を取って
電気が水を伝わるのを防ぐ、
電気を通さないゴム製の手袋や
長靴を着用する、
などの対策を取っています。
また、
消火後もパネルをシートなどで
覆うなどして、
漏電や再出荷を防いでいます。
Q:処分するときに環境を汚染する
A:リサイクル業者が増えているので
住宅用の太陽光パネルは心配ありません
太陽光発電の
「2040年問題」を
ご存じでしょうか?
今から約20年後の
2040年には、
産業用太陽光パネルの廃棄量が
年80万トンに達するといわれ、
不法投棄や環境汚染に
つながる可能性が
指摘されています。
太陽光パネルには、
鉛を含むハンダが使われているなど、
有害な物質が
含まれているものもあるのは
事実です。
そのため、
専用の処分場で埋め立てるなど、
適切に処分しなくてはいけません。
一方で、
太陽光パネルのリサイクルに
取り組む事業者も増えています。
ガラスやアルミは
リサイクルが容易な素材ですし、
配線に使われている銅や銀を
取り出す技術を持っている会社も。
今すぐ、
とはいきませんが、
いずれはリサイクルされる割合も
増えていくでしょう。
Shinken Press2022 からでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。