家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

世界の古民家に学ぶ

・残された家のデザインの価値

・環境が織り込まれた家

・意外と多い木造住宅

残される家のお手本

北欧風やプロバンス風、

またシンプルモダンの

箱の家などを、最近見かけます。

そして、

新進の住宅デザイナーは、

新しい家を生み出そうと

頭をひねっています。

一方、

世界には数百年たっても残され、

いまだに人が住んでいる

古民家があります。

古きを温んで新しきを知る。

世界の古民家に学べることは

どんなことでしょうか。

世界中に残されている古民家

世界の古民家として、

最初に代表にあげるのは、

ドイツの

フロイデンベルグの町並みです。

実はこの街並みの歴史には

興味が湧く物語があります。

それは悲しい出来事で、

大火の被害にあって、

一度焼失してしまったのです。

数百年も続く歴史がある家々の風景は

1棟を除いて、失われてしまいました。

でも、

住人は新しい町を立て直すのに、

できる限り昔の風景を残すように

願いました。

住み続けている人には

自慢の町であったのです。

その大火が起きたのは

1666年のこと。

つまり新しい町ができてから、

さらに350年経った姿を

私たちはこうしてみています。

世界に残されている

多くの古民家は、

それぞれの家の歴史が

積み重なれてできています。

そのため建てられた年代も、

本来はそれぞれに違います。

こうした町全体が

一気に建てられたケースは

珍しいといえます。

350年前の町の住人が

切に残したいと思った町を見て、

現代の私たちも同じように

残すべきだと考えます。

古いものがすべて、

汚れて、穢れて、

朽ちて果てるものではありません。

残されてきたからこそ

価値があります。

同じように、

日本を含めて世界には

たくさんの古民家が

残されています。

世界の家から学べることを

考えてみたいと思います。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。