家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

関東大震災100年

地震と耐震基準の変貌、そして25年

9月1日「防災の日」は、

1923年同日に発生した

関東大震災に由来して、

昭和35年(1960年)に

制定されました。

推定10万人を超える

死者・行方不明者を出した

関東大震災から100年が経ちます。

この間に地震の観測技術も進み、

さらに地震に対する対策も

進化してきました。

その歴史と耐震の考え方を

要約してみました。

2025年の改正

2000年の新耐震基準の後にも、

このような

多くの地震データが蓄積され、

新たに知見も加わりつつある今

2025年にまたルールが

追加されようとしています。

正面からの地震対策ではなく、

地球温暖化に対する

脱炭素・省エネ住宅を義務化する

一環として行われるものです。

せっかく、

脱炭素に貢献する

省エネ住宅を建設しても、

地震で簡単に

倒れてしまっては、

再建築に

また大きな炭素排出も発生します。

耐震性を高めておくことは、

脱炭素にも貢献することなのです。

さらに、

省エネのために太陽光を搭載し、

高性能のサッシなどを

使用するため、

住宅の重量が増し、

地震時の負担も大きくなっていると

考えられています。

そのうえ重量の軽い木造住宅は、

法律で定められている

構造計算をしなくても、

建築士の簡易な確認だけで

建てることができる

特例が許されていました。

2025年には、

この特例範囲が狭まり、

一般的な2階建てでも

耐震性に対する構造体と

耐力壁量が求められます。

もちろん、

すでに2025年と同等の確認を行い、

住宅建設を進めている工務店も

すでに多くなっています。

地震の怖さを忘れないように、

こうして関東大震災から

100年という節目を数えるのは

人間の為すことですが、

自然災害には節目の意識はなく、

必ず間違いなく、

次の大きな地震が起きます。

最新の地震に対する知見を活かして、

とにかく地震に備えておくことです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。