家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

生活をデザインする

暮らしの歴史が宿る家

同じ空間でも、

家族の暮らし方によって

まったく違う家に見えるものです。

そして、

暮らしているその空間を眺めると

住む人の雰囲気や

センスの違いを感じます。

決して、

家が主人公であるはずもなく、

そこに暮らす人が主人公であり、

家のデザインを決めるのも、

その家での暮らし方であるはずです。

あらためて家のデザインとは何かを

考えてみましょう。

ファッション・グルメ…

グルメやファッションといえば、

今の日本は

世界でも有数の先進国です。

昔から「衣食足りて」

といわれるように、

ファッションやグルメは、

ライフスタイルの

中心的なテーマです。

日本では世界中のグルメが

楽しめるばかりか、

日本のグルメの奥深さが

世界中に広まりつつあります。

寿司は世界の標準語になり、

ラーメンを求めて来日する

海外の人も少なくありません。

蕎麦をすする音も味の変化を知れば

認める人も増えてくるでしょう。

ファッションも同様で

世界に名を馳せる

日本のデザイナーも数えきれません。

コスプレを認める日本の風土は、

先進のファッションの発信地となり、

原宿は世界の聖地になっています。

グルメにしても、

ファッションにしても、

日本は世界中でも、

先進の国です。

それでは

「住」はどうでしょうか。

中には畳や障子など、

世界に認められているものも

ありますが、

残念ながら逆に日本では

失われつつあります。

しかし、

じつは昔から日本の住まいは、

高い評価を受けてきました。

さらに近年では、

日本を訪れる海外からの

観光客が増えるにつれて、

日本の住まい文化への

理解度も深まりつつあります。

しかも日本の家には、

匠の技術が生かされています。

宮大工に代表されるような

職人技を使って木を加工すれば、

塗装するのと同じような

耐水性と耐久性を、

木肌が発揮してくれます。

それが本物の良さです。

逆に職人と素人の技能の差が

大きいので、

家のことは手を出せないと

感じている人も多くいます。

技能の差が小さい欧米では、

一般的な家庭でも、

DIYの道具をそろえて、

自分で家の手入れをする人が

少なくありません。

職や衣も、

プロの料理する店で食べ、

デザイナーブランドで

着飾っているだけでは、

文化になっているとはいえません。

自分で料理をし、

服やアクセサリーの組み合わせを

楽しむようになって

グルメやファッションと

呼ばれます。

それと同じニュアンスで、

ライフスタイルデザインを楽しむ

「住」の呼び名も

必要だと思います。

たとえば、

単純なインテリアという言葉でも

よいのかもしれません。

インテリアに関する雑誌も

たくさん発行されています。

十分に

ライフスタイルデザインとしての

個性を発揮することができます。

また、

住まいながら

歴史を重ねた時にこそ、

インテリアは趣のあるものになります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。