家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

古民家の魅力と再生

古民家は街の宝になる

ちょっとお洒落なレストランで、

古材を使ったインテリアを

よく見かけるようになりました。

また、実際の古民家を再生した事例も

各所にあります。

年数を経て積み重なれた風合いは、

新築では決してできないものです。

古民家も生き返る、

リノベーションの魅力と条件を

考えてみましょう。

古民家再生の魅力

戸建て住宅でも、

マンションと同じように

リノベーションをして、

すっかり生まれ変わることが

できます。

その最もよい例は、

古民家再生です。

築100年以上経った古民家が、

現代流の生活に適した

住まいになります。

古民家再生の魅力は

マンションとは違い、

古いことの良さが

残せることです。

日本の伝統住宅の雰囲気を残して、

予約の殺到する民泊ホテルに

生まれ変わっている例もあります。

こうした日本住宅の良さを発見し、

普及の努力をしてくれているのは、

くしくも

アメリカやドイツの

見識者であることも不思議です。

特に日本の伝統の木造技術では、

アテ材という曲がった木を

上手に生かしながら建てている事例が

散見されます。

見方によっては、

世界でもまれな景色のある家に

なっているのです。

直射日光や雨風に直接さらされず、

人の生活の息吹の中で、

本当にゆっくりと乾燥され、

燻されて風味を増した木材は

貴重なものです。

塗装や加工で作ろうとしても、

できるものではありません。

木材に発生する干割れも、

伝統的な木造技術の中で

予め想定されているからこそ、

100年を超えて建ち続けて

なんの支障もありません。

逆に、

木材の収縮や歪を利用して、

しっかりと組み合っています。

そのため一度解体して外すと、

二度と組み合わせることは

できないほどです。

また、

再生されない古民家の材は、

古材として流通しています。

古材を生かしたインテリアは

サステイナブルデザインとして、

欧米でも根強い人気があります。

こうした古びた木材は、

古民家再生の時には

埃を払うだけでなく、

表面を洗い、磨くことで、

さらに魅力を高めています。

安心して使うことができるのは

もちろんのことです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。