家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
自宅の放火対策をしましょう。
毎年のように『放火』が
出火原因の上位に位置するからです。
放火犯が放火する理由は、
恨みや復讐だけではありません。
火災の様子を見て楽しんだり、
他人から注目されたいという
欲求なども動機として挙げられています。
つまり、
私たちの住まいも、
いつ放火犯に狙われても
おかしくないんです…。
「 自宅の放火対策をしましょう。 」
■家の周りに燃えやすいものを置かない
放火を防ぐには、
『放火されない、放火させない、
放火されても大事に至らない』
という環境を
維持することが大切です。
まずは、
新聞や段ボールなどの燃えやすいものを
家の周りに置かないようにしましょう。
郵便受けは毎日チェックして、
不要なチラシ等も
こまめに回収しましょう。
■物置や車庫にはカギをかける
「庭がダメなら物置に
置けばいいのでは?」
というのは正しい考え方ですが、
誰でも出入りできる状態では
意味がありません。
物置や車庫はカギをかけましょう。
■自転車やバイクのカバーは
防炎製品にする
今年の5月、
千葉県のマンションの駐輪場で、
バイクや自転車が燃える
不審火が相次ぎました。
カバーで覆うと、
雨や紫外線を防ぐのはもちろん、
窃盗やいたずら防止にも役立ちます。
カバーに防炎性能があれば、
放火やもらい火(延焼)の
リスクも減らせますし、
下見に来た放火犯に警戒心を
抱かせることもできます。
■ゴミは、決められた日の朝に出す
夜中のうちにゴミを出したために、
ゴミステーションに
放火された事例があります。
ゴミは、
決められた日の朝に出しましょう。
■外灯や防犯カメラなどを設置する
暗くて人目に付きにくい場所は、
放火だけでなく侵入犯罪も心配です。
外灯やセンサーライト、
防犯カメラなどを設置して、
犯罪者が避けたくなるような
環境を整えましょう。
■狙われやすいのは?
東京消防庁によると、
月別では11月から翌年4月までが多く、
最も多いのが3月となっています。
時間別では、
夕方から増え始め、
深夜がピークとなっています。
着火物別では、
「ごみぐず」「紙・紙製品」だけで
全体の4割以上を占めています。
放火の場合、
室内のように住宅用火災警報器が無いため、
発見が遅れる可能性があります。
前述の対策以外にも、
侵入を防ぐための門扉を付けるなど、
自宅に合う対策を検討したいですね。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。