家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
暖房器具を
安全に使うための準備
今回は、暖房器具を
安全に使うための準備についてです。
というのも、
暖房器具を使い始める時期から
火災や事故が増えるからです。
エアコンについては
前回お話しした内容で大丈夫ですので、
今回は、
それ以外の暖房器具についてお話しします。
「 暖房器具を安全に使うための準備 」
■石油暖房機
使用前のチェックポイントは以下の通りです。
・昨シーズンの灯油は捨て、
新しい灯油を使う
・給油口のふたが
確実に閉まっていることを確認する
・ホコリを除去する
・自動消火装置が
正しく作動するか確認する
・周囲の壁や可燃物との間に、
十分な距離を確保する
なお、ホコリが詰まると、
酸素不足で不完全燃焼になるため、
一酸化炭素中毒のリスクが高まります。
使い始めだけでなく、
シーズン中も定期的に掃除しましょう。
■電気ストーブ
・電源プラグが曲がったりガタついている
・コードに不具合がある
・ヒーター部分にヒビや変形がある
・焦げ臭いにおいがする
などの症状がある場合、
危険なので使用しないでください。
問題ない場合は、
全体の汚れを乾いた布で拭き取ってから
使用しましょう。
頑固な汚れは、
薄めた中性洗剤を染み込ませた布で拭き、
最後に乾いた布で拭き取って、
水気を完全に除去しましょう。
東京消防庁によると、
電気ストーブだけでなく、
石油ストーブ、ガスストーブによる
火災も起きていますが、
電気ストーブによる火災は
74.7%を占めています。
このように、
電気ストーブは危険な暖房器具です。
シーズン中は、
・洗濯物など可燃物の近くに置かない
・就寝中に使用しない
・定期的に掃除し、
ホコリが溜まらないようにする
などの点に注意して、
火災のリスクを減らしましょう。
■こたつ
オフシーズンにきつくしばって
保管した電源コードは、
断線しやすくなっている
可能性があります。
また、
・スイッチ部分を振ると音がする
・使用中、コードの一部分が熱くなる
・配線がむき出しになっている
などの症状がある場合も要注意です。
心当たりがある場合、
新しいコードに交換した方が良いでしょう。
なお、
コタツの寿命は10年が目安とされています。
使用時間にもよりますが、
・以前より温まりにくくなった
・ヒーターから異臭がする
などの症状がある場合、
買い替えを検討しましょう。
■消火する方法
冬は火災が発生しやすい時期です。
念のため、
消火する方法を家族で
確認しておきましょう。
出火して間もない段階なら、
・水を掛ける
・水に濡らしたバスタオルや
毛布などで火元を覆う
といった方法も有効ですが、
プラグを差しっぱなしだと感電が心配です。
冷静に対応できるか不安な方は、
ほぼ全ての火災に対応できる
『ABC消火器』の購入を検討しましょう。
どの製品を選ぶか迷った時は、
国が定めた基準をクリアしていることを示す
『国家検定合格証』
マークがついたものを選ぶと安心です。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。