家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

一戸建てのハト対策


先日の深夜、
窓の外から小さな物音が…。

最近は物騒なニュースが多いので、
しばらく息をひそめて警戒しましたが、

どうやら人ではなく
小動物が歩く音のようです。

そこで、
竹刀を片手に少しだけ窓を開け、

音がする場所に強力な
懐中電灯を向けました。

その瞬間、
2羽のハトが大きな羽音とともに逃亡。

シャッター雨戸の
ボックス上に居たのですが、

自分との距離の近さと
羽音の大きさに心臓はバクバクです。

翌朝調べたところ、
ボックスの上だけでなく、

ベランダ屋根の上にも
ハトのフンがありました。

掃除して剣山を固定してからは
姿を見ませんが、警戒を続けます。
「一戸建てのハト対策」
 
■好む場所
雨戸のボックスの上のほか、
ベランダ、雨樋、

ソーラーパネルと屋根の間などのように、
人の気配が少なく、風雨をしのげ、

外敵に狙われにくい場所は
巣作りのリスクが高いものです。

巣作りしなくても、
出窓や物干しスペースなどを気に入って、
日常的に停留することもあります。

■被害
ハトのフンには病原菌や
寄生虫などが含まれており、

放置すると
人体に健康被害をもたらします。

また、
外壁を劣化させたり
雨樋が詰まる原因になったりと、
建物にも被害を与えます。

乾燥したフンは病原菌などが
飛散しやすいものです。

そのため、
マスクや手袋で完全防備した後、
フンを湿らせて除去する必要があります。

■対策
ハトは、気に入った場所に
執着する傾向があります。

そのため、隣家など、
新築予定地の近くに
ハトが棲みついているなら、

用心に越したことはありません。


そこで、
・施工時に防鳥ネットや剣山などの
 設置を依頼できるか
 施工業者に相談する 
・引き渡し後、
 害鳥対策の専門業者に相談する
・窓やカーテンを毎日開閉し、
 人の気配をハトに知らせる
・室外機と外壁の間、
 家の裏側などを定期的に観察し、
 早期発見に努める
などの対策を検討しましょう。

なお、
害鳥対策の専門業者に依頼する際は、

複数の業者から見積書を取り寄せ、
作業内容や費用を比較しましょう。

■巣の撤去まではOK
鳥獣の保護及び狩猟の
適正化に関する法律(鳥獣保護法)により、
卵やヒナの除去は専門業者しか行えません。


もし。
・ハトが庭でエサを探している
・たまに停留するようになった
という様子を見かけるようになったら、

それ以上、
自宅に執着されないよう、
早めに対策したいですね。

敷地内の不自然な場所に枝が落ちていたら、
ハトが巣作りする場所を
決めたのかもしれません。

枝を見つけたらその都度回収し、
見回りの頻度を増やして
巣作りを防ぎましょう。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。