家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
住宅ローンの返済期間は
1年単位で設定できます。
みなさん。
住宅ローンを借りる時、
返済期間を決めるのは難しいですよね。
返済期間を長くすれば
毎月の返済額を減らせます。
しかし、
返済期間が長くなるほど
利息が増えるので、
総返済額も増えます。
かといって、
総返済額を減らすために
返済期間を短くすると、
返済に追われて
新居での暮らしを
楽しめなくなりそうですよね…。
ところで、
住宅ローン利用者が選んでいる
返済期間はどれくらいなのでしょう。
国土交通省 住宅局の
『令和3年度 住宅市場動向調査報告書』
によると、
「35年以上」の返済期間を選んだ方が
全体の72.5%を占めており、
次に多いのが
「20~35年未満」(22.1%)となっています。
契約後に
返済期間を延長することも可能ですが、
最初に長めに設定しておいた方が
手間も省けますし、
最も多くの方が
利用している期間ということも、
安心材料になっているのかもしれませんね。
そういえば、みなさんは
返済期間を1年単位で
設定できることをご存知ですか?
例えば、
2500万円を金利2.5%の
全期間固定型で返済する場合、
・返済期間35年
毎月:89,373円
総返済額:約3,754万円
・返済期間34年
毎月:91,021円
総返済額:約3,714万円
となります。
このように、
返済期間を1年短くすると、
毎月の返済額は1,648円増えますが、
総返済額は約40万円も
減らせるんです。
みなさん、
定年退職時までに
住宅ローンを完済すると、
退職後の不安を減らせます。
銀行によっては、
1年単位より短い期間を
選ぶこともできます。
さまざまな期間で
シミュレーションして、
最適な返済期間を探しましょう。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。