家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
工務店って何?
メリット・デメリットは?
前回はハウスメーカーについてお話ししました。
さて、今回は工務店についてです。
工務店の広告はハウスメーカーより
控えめという事情もあり、
「工務店って何?」
「有名じゃなくても大丈夫?」
と不安に思う方もいるそうです。
「工務店って何?メリット・デメリットは?」
■工務店とは
「地域密着型」「家族経営」「少数精鋭」「小規模」
などの特徴がありますが、
フランチャイズに加盟して
最新の技術や情報を有したり、
コストカットを図る工務店もあります。
また、小さな工務店と
大規模展開のハウスメーカーの
中間のような規模で、
地域に複数の営業所を構える
場合もあります。
小規模の工務店は代表者が
設計や施工を手掛ける場合も多く、
地域密着ということもあり、
引き渡し後も家族ぐるみで交流する
ケースも少なくないようです。
■主なメリット
・広告費などが少ない分、
費用を抑えられる
・規格が無いので、
施主のこだわりを実現しやすい
・地域密着型なので、
引き渡し後のトラブルの対応が早い
・商圏が狭いので、OBさんの住まいや
工事中の現場を観察しやすい
・地元での評判を調べやすい
■主なデメリット
・ハウスメーカーより
資料が少ないのでわかりにくい
・少数経営の場合、
工期が長くなることがある
・提案力や技術力に差があるので、
品質が安定しない
■住宅保証完成制度
「規模が小さいと
倒産のリスクが高いのでは?」
「品質は大丈夫?」
と不安に感じたら、
その工務店が住宅保証完成制度に
登録しているか調べましょう。
この制度に登録していれば、
工務店が工事を継続できなくなっても、
代替業者が引き継いで
完成させてくれます。
そのため、施主の負担を最小限で
抑えることができます。
住宅保証機構による
経営状態等の審査をクリアし、
登録された工務店だけが
受けられる制度という点も心強いですよね。
■第三者機関
工務店は、設計から施工まで、
自社で全てを担うことができます。
そのため、
工程管理や品質管理などを、
工務店側に都合良く行うことも
できるのです。
管理体制が心配な場合は、
みなさんが探した
第三者機関に住宅検査を依頼しましょう。
ある第三者機関によると、
検査した新築一戸建ての
約8割に問題が見つかったとか。
「依頼したら工務店が
気分を悪くしないだろうか…」
と不安になるかもしれませんが、
「確認してもらえるとありがたい」
と好意的に受け止める工務店もあります。
業者選びの段階で
その旨を伝えて反応を見れば、
その工務店に任せて
本当に大丈夫なのか確認できそうです。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。