家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
地球環境に貢献する家
日本の住宅には、
たくさんの木が使われています。
こうした木材の多くは、
自然の中で育ち、
伐られて使われるものです。
地球環境を
破壊しているようにも思えますが、
逆に上手な使い方をすれば、
地球環境の保護に
大きく貢献することができます。
木造住宅と地球環境の関係を
研究してみました。
さまざまな国の森林率
こうした自然の豊かさを、
感じられるデータをご用意しました。
各国の国土に占める森林の割合です。
世界の代表的な国々の中に加えて、
日本の都道府県の中で
森林率の上位と最も少ない県を
並べてみました。
国別では、
日本は68%でフィンランドに次いで
森林率の高い国です。
フィンランド全国土の中では、
年間に8000万㎥の木材蓄積量が増え、
そのうち6000万㎥を伐採しても、
2000万㎥の森林が育っています。
同国では、
国業として森林を育成し、
世界の国々に木材を供給しています。
日本の森林率はフィンランドに続き、
都道府県の中では
フィンランド以上に森林を抱えた県も
たくさんあります。
木材を輸出しているロシアでも、
国土に占める森林の割合は
半分弱となっています。
同じように木材を輸出しているカナダは、
森林率34%と低く、
アメリカも同様です。
日本でも最も森林率が少ない県と
ほぼ同じくらいです。
北米大陸も
西部劇で馴染みのある西部の山岳地帯は
グランドキャニオンに代表されるような
砂漠地帯です。
さらに
穀倉地帯として開拓されているので、
森林は少ないのです。
そして、
オーストラリアや中国も、
砂漠化に悩んでいる国です。
砂漠化とは別に森の開拓が進んだ
イギリスやオランダには、
森林は1割強ほどしかありません。
日本の自然は、
私たちが海外で感じている
壮大な大自然ではないかもしれませんが、
じつは大きな資源であることは
間違いありません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。