家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
おいしい家
健康に暮らすための
空気環境
口から摂るもの
私たちは生きてゆく上で、
さまざまな栄養を
補給しなければなりません。
それは人間だけではなく、
ペットなどの動物も同じです。
さらに、
インテリアにして飾っている観葉植物も、
水をあげなければ枯れてしまいます。
植物は、ただの水だけで
育っているところを見ると、
さまざまな栄養素をバランスよく
摂らなければならない人間は、
とても複雑な生物であると感じます。
その栄養素の多くは、
口から摂っています。
ところで、
こうした口から摂っているものの中で、
何が一番多いのか知っていますか。
それも重さで比べてみましょう。
一般的には水分は、
直接、水として補給する他、
食べ物の中に含まれているので、
たくさん摂取していそうです。
この水は、
比較的重たいもので、
野菜などの多くは水に浮きます。
水に沈むお米は、
水よりも重く、やっぱり日本人なら、
お米がいちばん多いのではないかと
思っています。
反対に、
口から摂取するもので、
最も軽いものは何でしょう。
空気だって口から摂取して、
肺で酸素を取り込み、
活動する栄養素のひとつです。
空気の重さ
では、私たちはどれだけの空気を
口から食べて生きているのでしょうか。
ちょっと計算してみると驚きます。
通常の安静時に、私たちは
1分間に14~20回呼吸しています。
寝ていて身体を動かしていないときには
これよりも少なく、
歩いたり、運動したりしている時には
これよりも多くなります。
これらを均して、
1分間に15回の呼吸を
しているとしましょう。
すると、1日の呼吸数は、
15回/分×60分×24時間=21,600回/日
1回あたりの呼吸では、
約0.5ℓの空気を口にしています。
1日分の空気の量は、
21,600回×0.5ℓ=10,800ℓ/日
空気の重さは、
約1.3Kg/㎥あります。
1ℓは、一辺10㎝の立方体ですから、
1㎥の千分の一で、
丁度1.3g/ℓとなります。
温度などの条件によっても違いますが、
おおよその量はつかめます。
10,800ℓ×1.3g/ℓ=14,040g≒14Kg
私たちは1日の内で、
寝ている時も含めて、ほんの数分も
息を止めていることはできません。
1日に数回、食事をし、
水分を補給するのとは違って
摂取し続けている空気は、
これほどの重さになるのです。
14Kgの重さといえば、
水であれば14ℓです。
生活習慣病を予防するために、
積極的に水分を摂る人も多くいますが、
さすがに1日に
14ℓの水を飲むことはできません。
また、
ご飯であれば40合分に匹敵します。
毎日40合ものご飯を食べることは
考えられません。
驚くほどの重さの空気を、
食べていると思いませんか。
これが1年間になると約5トンとなり、
さらには一生では400トン弱となります。
ですから、
人が口から摂っているもので、
いちばん重たいものは空気なのです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。