家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
匂いの家学
香りがもたらす
安らぎの時
消臭剤とか芳香剤などが使われています。
匂いは一度気になると鼻につくものです。
一方、芳香植物の匂いを使って、
ストレスを解消したり
心身をリラックスさせる
アロマテラピーも流行っています。
お香やフレグランスの種類も
豊富に揃えられ、
生活の中に安らぎの瞬間を
演出ことができます。
匂いの家学を住まいづくりに
生かすことはできるのでしょうか。
匂いと健康
さらに一般的な木の香りにも、
人の健康に関する
さまざまな効果があることも
分かってきました。
木材が放つ芳香の
フィトンチッドとは、
植物の殺菌作用を指した言葉です。
樹木が身を守りながら
成長するために、
菌や害虫を排除する目的で
獲得した能力のひとつです。
この樹木が出すフィトンチッドが
溢れている森林浴をすれば、
人は生き返ったような
気持ちになります。
木の香りには
リラックスしたり、
ストレスを解消したりする
効果があるのです。
しかも、
フィトンチッドの含有量は
日本の木材のほうが
多いといわれています。
木の匂いといえばヒノキです。
ヒノキの香りには
鎮静作用であることが、
脳波の測定から
明らかになっています。
昔から憧れになっている
ヒノキ風呂は、
気分を安らげ疲れをとる
ベストな組み合わせです。
また、
スギの香りが睡眠促進に効果があると
いう実験も行われています。
スギの香り成分である
セドロールと睡眠に関する実験です。
セドロールの匂いが
あるのとないのでは、
総睡眠時間も
睡眠効果も変わります。
スギの香りによって
睡眠の質が良くなっているのです。
日本の線香は、
古来、スギの葉から
作られてきました。
乾燥させて挽いたものに
水を加えて固めるだけで、
スギの葉のヤニ成分で固まり
線香になります。
こうした香りにも
気持ちを落ち着かせる効果があります。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。