家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

JUST  ENOUGH

LOHASのテーマである

健康と持続性のライフスタイルは、

環境問題を起点として、

アメリカで生まれましたが、

じつは、

共感者は日本人に多くいます。

そして、

日本的な生活術がLOHASに

通じていると感じている人も

少なくないようです。

環境分野で初めての

ノーベル賞を受賞した

ワンガリ・マータイさん唱えた

“MOTTAINAI運動”は

京都議定書を起点としています。

消費削減・再利用・再生という

どちらかといえば

ネガティブな活動である

3R(Reduce、Reuse、Recycle)に、

敬意(Respect)を込めた

言葉が日本語の

「もったいない」だったのです。

確かに、

私たちは感謝の意を表すのにも、

この言葉を使うことがあります。

そして、

日本人の本来の中には、

こうした生活術が

たくさんありました。

アメリカ出身で日本在住の

建築デザイナーである

アズビー・ブラウンさんが、

『江戸に学ぶエコ生活術』に

細かくまとめ上げています。

同氏は、

昭和の大棟梁である西岡常一氏への

長期取材を行った著作もあり、

日本の建築にも

深い造詣をお持ちです。

その現題は、、、

『JUST  ENOUGH』

その意味は、知足の教えです。

足りないことを憂うのではなく、

足りていることを

知ることが大切であることを

表しています。

この言葉は、

京都の龍安寺の蹲(つくばい)に

「吾唯知足」と

書かれていることでも知られています。

そして、

「MOTTAINAI」にも

通じる言葉です。

文化というのは、

その中にあって自然と

思っている者より、

傍目で見るほうが

わかるものです。

これからの国際社会に向かって、

LOHASの発想は、

日本の強みになってゆくのかも

しれません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。