家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

木という材の魅力

木材を上手に

使いこなすための知恵

家を建てるのに、

木材は欠かせない資源です。

あって当然のものと考えますが、

木材のことは知らないままに

すませてしまうことも

多いようです。

現代になって木材の扱い方も

意外と進化しています。

そして知るほどに

魅力的な木材の秘密に迫ってみました。

構造材としての木

ところで、

木材は1棟の住宅でどれくらい

使われているものでしょうか。

日本木造住宅産業協会の

約4万棟のデータによると、

平均約39坪の建物で

使用されている木材量は

23.7㎥とあります。

最近は床の下地材としての面材も

厚い材を使う傾向にあり、

この中で構造材の割合は

7割ほどになります。

柱や梁の間に壁を創るための

羽柄材と呼ばれる材もあります。

フローリングや仕上げ材などの

木材はここに含まれていません。

また、

それぞれの部位に使われている

国産材の割合も図中に

現わしてみました。

柱や土台などではおおよそ半数に

国産材が使われています。

国産材利用の実態調査(2007年)

管柱:    3.58㎥ 国産材47%

通し柱:   0.51㎥ 国産材48%(土台・大引き 含む)

土台:    1.15㎥ 

大引き:   0.64㎥

梁・桁:   8.32㎥ 国産材11%

小屋:    1.15㎥

下地・面材: 2.43㎥

羽柄材:   5.89㎥ 国産材26%

このように家の強度と耐朽性に

大きくかかわる構造材として

木材は使われていますが、

木材は工業製品とは違い、

自然の中で育ってきたもので、

環境によって条件も違ううえに、

個性もあります。

1本1本が違うように、

強度もばらつきがあります。

そのために木材は

日本農林規格(JAS)によって

強度が等級区分されています。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。