家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
おうちの家計簿
日銀が4ヶ月ぶりに利上げを決めた
金利のある世界に戻りましたね。
ご承知の通り日銀は、
7月31日の金融政策決定会合で
政策金利を0.25%へ
引き上げると決めました。
これは、
2008年のリーマンショック以来
16年ぶりの金利上昇です。
大手銀行の短期プライムレートの
引き上げを通じて、
住宅ローンの金利、
特に全体の約7割を占めるとされる
変動金利住宅ローンの金利が、
早い銀行では8月から上がります。
ここだけを見ると、
住宅ローンを
借りている家計にとっては
負担が増すように思われます。
しかし、
追加利上げを受けて
三菱UFJ、三井住友、みずほ、
三井住友信託の各銀行は
8月から9月にかけ
普通預金の金利を現在の5倍にあたる
0.1%に引き上げると発表。
定期預金についても
引き上げを検討しており
具体的な上げ幅を詰めているようです。
大手が預金金利を上げれば、
地銀やネット銀行の
金利も上がります。
金利上昇により
住宅ローンの負担は重くなるが、
家計全体では、
プラスの影響が上回りそうだ
という、
みずほリサーチ&テクノロリーズの
試算結果があります。
今回の利上げによって
住宅ローンを抱えない世帯も含めた
家計平均で
住宅ローン利払い負担の上昇が
年間1.6万円程度を見込む半面、
普通預金の利子収入が0.4万円、
定期預金の利子収入が2.3万円
それぞれ増える。
差し引きで、
1.1万円の収支プラスになる
というものです。
これから住宅購入を考える方も、
現段階では、
それほど大きな
金利上昇ではありませんので
ご安心ください。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。