家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

エウレーカ

古来、日本人のお風呂好きは

深く根づいています。

加えて湯船に浸かるという

日本人の入浴の風習は、

シャワーを浴びることとは

違う健康への効用が考えられます。

単純に清潔さは、

石鹸を使い汗や垢を洗い流すことでは

一緒です。

しかし、

湯船につかることは、

清潔さ以上の効用を

もたらしてくれます。

何よりも湯に浸かることは、

体を温めてくれます。

そして汗をかけば

身体の老廃物を排出し、

体温がほどよく上がることで

免疫機能が活性化されます。

さらに風呂を出た後の

睡眠を呼び込んでくれます。

まさに健康の基礎を

作ってくれるのです。

そればかりか、

脳が活性化されるという

話もあります。

下半身には筋肉の70%に当たる

太ももの筋肉があり、

この太ももの血流が良くなると、

脳の血流も

盛んになるというのです。

ですから、

お風呂に入るとさまざまな発想が

浮かび上がってきます。

古代の学者アルキメデスが

浮力を発見したとき

「エウレーカ」と叫んだのも、

お風呂の中のことでした。

さらにお湯に入った時に

大きなため息をつくと、

まるで悪いことを

吐き出したかのように

気楽になります。

なぜか、

くよくよ、メソメソしながら

風呂に入れないものです。

ランニングハイと同じように

ド-パミンが

分泌されているのでしょうか。

お風呂に浸かることは、

じつは心の中まで洗い流して、

精神の健康も

築いてくれているのです。

湯に浸かる習慣を、

一般家庭にまで普及しているのは

日本だけでしょう。

ただ一方で、

シャワーで済ませている

欧米社会に比べて、

給湯による

エネルギー消費量は、

日本の方が多くなります。

それでも、

これだけの効能があるのであれば、

断熱と同様に給湯のしくみも

発明する必要がありそうです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。